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チャイコフスキー

ピョートル・チャイコフスキー(1840~1893)

ロシアを代表する作曲家。バレエ曲「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」などは今日でも特に有名。

裕福な家に生まれ、エリート法律家であったが、その道を捨てて音楽を選ぶ。ナデジタ・フォン・メック夫人(未亡人)というパトロンを得て、作曲活動に励んだ(「のだめカンタービレ」8巻p.154で、のだめがドビュッシーと勘違いしているのはチャイコフスキー。ちなみに、ドビュッシーは同時代にこのフォン・メック家でピアノ教師をしていたことがあり、チャイコフスキーに作品を見せてボロクソに言われたりもしているらしい)。

アントニーナという女性から熱烈なラブレターを貰ったのがきっかけで結婚をするが、すぐに破綻。一方で、同性愛疑惑が囁かれることもあった。交響曲第6版「悲愴」の初演直後に死亡。同性愛のトラブルから自殺させられた、という説もあったが、現在では病死説が有力。

チャイコフスキーの活躍した時代はナショナリズムの意識が強くなった時期だったが、チャイコフスキーはあまり影響を受けず、古典的・西欧的な曲を発表。耳なじみのいい作風で、今も愛される名曲を多数残した。

ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
交響曲第6番 ロ短調 op.74「悲愴」



ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35

のだめいわく「くねくねの華やかな曲」。くねくねというか、広大なロシアの大地に緑が満ちていくような、モスクワの広場を初夏の涼やかな風が駆け抜けるような、雄大で爽快なイメージの曲です。

こちらの解説によると、この曲はラロの「スペイン交響曲」の影響を受けているそうです。だとすれば、「のだめカンタービレ」11巻でのジャンと千秋の選曲にも、そのあたりの意識があるのかもしれません。ラロの方はまだ未入手ですが。

チャイコフスキー : ヴァイオリン協奏曲ニ長調、ショスタコーヴィチ / ヴァイオリン協奏曲第1番
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3 ライブならではの気迫が伝わってきます
5 贔屓目ですが、
5 みどりらしいチャイコフスキー


この曲は女性ソリストでのCDが多いのですが、千秋の指揮コンクールのイメージを重視して男性ソリストの録音を選ぶのであれば、こちら。

チャイコフスキー:VN協奏曲
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4 ミヤスコフスキーの復活・名誉回復の一枚
5 もうドキドキ・ワクワクしっぱなし!!
3 ヴァイオリンの音って・・・


交響曲第6番 ロ短調 op.74「悲愴」

クラシック・イン9号にも収録(予定)の曲。「悲愴」という標題がついていますが、特に陰惨な曲調ではありません。

チャイコフスキーはこの曲を自身の代表曲、今までで最高の交響曲とすべく作り、初演後に「悲愴」という標題が決定されました。その直後にチャイコフスキーは死んでしまい(生水を飲んだためのコレラ説が有力で、そうであれば不慮の出来事による死と言えます)。それと標題があいまって、悲劇的でミステリアスな曲というイメージが先行しがちな部分があるようです。

非常に有名な曲ですが、とりあえず聴くなら上のヴァイオリン協奏曲の方がいいです。「のだめ」作中の重要度も大きいですし、曲の分かりやすさも、ヴァイオリン協奏曲の方が圧倒的に上でしょう。

チャイコフスキー : 交響曲第6番「悲愴」
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「のだめカンタービレ」第5巻では、千秋の父がこの曲に「チャイコフスキーの秘密と謎が隠されている」と言います。チャイコフスキーは初演後、甥のウラジミールに「しかし、これは皆にとって謎でありつづけるだろう」との手紙を送ったそうですが、その謎が何なのかを解説した資料は、見つけられませんでした。

参考:
小さなチャイコフスキー館
チャイコフスキー

  • 2005-01-29 (土)