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ラロ

エドゥアール・ラロ(1823~1892)

フランスの作曲家・ヴィオラ奏者。祖父の代までは生粋のスペインっ子だった。

作曲とヴァイオリンを学び、20代で作曲家として作品を発表するが注目されず、ヴィオラ奏者として地味な人生を過ごす。

42歳のときに結婚し、妻に励まされて作曲を再開。50代になって「スペイン交響曲」などのヴァイオリン協奏曲により、作曲家としての名声を得た。遅咲きの苦労人。

ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 スペイン交響曲 op.21


ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 スペイン交響曲 op.21

「のだめカンタービレ」11巻において「どすーん! ずどーん! って、重そうな曲!?」と言われているこの曲、確かに出だしは重厚ですが、その後は流麗でロマンティックなヴァイオリンの旋律もあり、軽快な木管楽器とヴァイオリンの掛け合いもあり、全体としてはそれほど重々しい印象の曲ではありません。

でも、「のだめ」10巻中の対比を借りれば、ジャンが指揮することになったこの曲は重厚な「黒い羽根」、千秋が指揮したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、華やかで軽やかな「白いバラ」のイメージが合うかも。ちょうど、ふたりのイメージが逆になった感じですね。

指揮コンクール編が好きなら、ぜひ聴いてみてほしい曲です。

メンデルスゾーン:VN協奏曲
リッチ(ルッジェーロ) メンデルスゾーン ガンバ(ピエロ) ロンドン交響楽団 ラロ アンセルメ(エルネスト) スイス・ロマンド管弦楽団
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この曲は協奏曲なのになぜ「スペイン交響曲」という表題なのでしょうか。おんがく日めくりには、

この曲には、情熱的なメロディや、原色的な色彩感が溢れており、ラロの血に流れる“スペイン”を感じさせます。また、一般に協奏曲は3楽章なのですが、この曲は5楽章からなり、バイオリン・ソロだけでなくオーケストラ・パートも雄弁に書かれていることが、“交響曲”とした理由のひとつなのでしょう。

と、書かれており、さらに、

この曲は、当時流行り始めた異国情緒=エキゾティシズムの先駆けとして人気を博し、ラロの名を今に残したのです。

としています。なお、ラロはこのほかにも「ロシア協奏曲」、「ノルウェー幻想曲」という国名を標題にしたヴァイオリン協奏曲を残しています。

参考:
おんがく日めくり 協奏曲なのに交響曲?! ラロの『スペイン交響曲』初演(1875)
人名辞典 エドゥアール・ラロ

  • 2005-02-17 (木)