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ベートーヴェン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)

ドイツの作曲家。「楽聖」とも呼ばれる(日本ローカルな通称らしい)。髪をかき乱して苦悩しながら作曲し、晩年には聴力も失い、と悲劇的な人生を送った人物というイメージがあるが、実際の人生は、それほど悲惨なことばかりでもなかったようだ。

とはいえ、収入の確保に関しては苦労したらしい。ベートーヴェンの生きた時代はナポレオンが台頭しヨーロッパの貴族社会が変わりつつあった時代で、頼れるパトロンとなる貴族を得られなかった。破産した貴族を訴えたなどの記録も残っている。

ベートーヴェンは生涯独身であったが、女性関係は地味ではなかったようだ。死後には「わが不滅の恋人よ」とベートーヴェンが綴った手紙が見つかるが、その相手は特定されていない。

さまざまなジャンルの曲を作曲したが、最大の功績は交響曲。9つの交響曲はいずれも現代でもよく演奏される有名曲であり、4楽章からなる交響曲の構成を確立したのもベートーヴェン。また、交響曲第6番「田園」は標題音楽のさきがけであるともいわれる。

ピアノソナタ 第8番「悲愴」 op.13/第23番「熱情」 op.57
ヴァイオリンソナタ 第5番「春」 op.24
交響曲第5番「運命」 op.67


ピアノソナタ 第8番「悲愴」 op.13/第23番「熱情」 op.57

ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別
ルービンシュタイン(アルトゥール) ベートーヴェン
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5 魂の音色
5 うまい!
5 円熟の演奏

1巻の冒頭で千秋が「悲愴じゃなくて『悲惨』だ」と言ったベートーヴェンの「悲愴」と、9巻において「のだめ」随一の普通の人・坪井君がマラドーナ・ピアノコンクール本選で弾いた「情熱」を収録した、ベートーヴェンのピアノソナタ集です。

「悲愴」は、第2楽章だけどこかで聞いたことがあり、記憶に残っていました。ドラマで死んでしまった重要なキャラクターについて語るシーンなんかにちょうど良さそうな曲です。でも、のだめが弾いていたのは第1楽章のような気がします。最初に「悲惨」と感じたが、ちょっと聴いてみたら単にデタラメなんじゃないのに気付くという感じが、なんとなく想像できる気がしました。

このCDはルービンシュタインという大巨匠が75歳くらいのときに録音したという円熟しきった演奏を収録していますが、のだめ流の演奏とはどんな感じなんでしょうね。

ここにおける悲愴は後年の作品にみられるほど深刻ではなく、青年期の哀愁をもうひとつ深くしたような感じであり、彼の初期のピアノ・ソナタを代表する傑作である(ライナーノーツより)

「熱情」は、坪井の「丁寧で情感のこもった、どっしり聴かせる演奏」ということで、この演奏をそのまま聴いておくとよさそうです。

ベートーヴェンのピアノ・ソナアは、晩年に書いたいくつかの大曲を除き、この曲を頂点として次第に下り坂となり、スケールは小さく内省的になってゆく。この曲はまだ息詰まるような情熱が外に向かい燃えさかり、「熱情」という名に実にぴったりである(ライナーノーツより)


ヴァイオリンソナタ 第5番「春」 op.24

ベートーヴェン : ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24 「春」
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5 ほんとにいい!!!
5 天下の名盤

ベートーヴェンやブラームスなどドイツの作曲家の曲は、質実剛健でガシッビシッガチッといった曲が多いというイメージを持っているのですが、この曲はその標題にあるように、春らしくのどかでほんわかした曲です。これを「光る青春の喜びと稲妻」なんてイメージで弾くなんて、いったいどんな演奏になるんだか想像もつきません。



交響曲第5番「運命」 op.67

ベートーヴェン:交響曲第5&7番
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5 ついにこの日がやってきてしまった・・・(合掌)
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「ジャジャジャジャーン!」の出だしで、超有名な曲。中学の音楽の時間にレコードの聞き比べをさせられたトラウマがあって、実はこの曲のCDは買っていません。

ほとんど「ジャジャジャジャーン!」の主題だけで構成された、大規模なブロック建築みたいな曲。いちどコンサートで聞きましたが、ひとつひとつ音を積み上げていくような迫力を感じました。それだけに先が読めるような、意外性がないような気がして、ベートーヴェンのほかの交響曲、ひいてはドイツの作曲家のほかの交響曲に手が出ないんですが、こういうのはダメな鑑賞態度ですかね……。


参考:
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Wikipedia)
ベートーヴェン勝手解説大全集
おんがく日めくり 5月7日 ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」初演(1824)
おんがく日めくり 4月20日 ベートーヴェンの交響曲第7番と第8番が初演(1813)

  • 2005-02-27 (日)