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ドヴォルザーク

アントニン・ドヴォルザーク(1841~1904)

チェコが誇る大作曲家。チェコ語の発音に合わせると「ドヴォジャーク」が最も近いらしい。ドボルザーク、ドヴォルジャークなどと表記されることも。

チェコの首都プラハ郊外の村に生まれる。父は家業の肉屋件宿屋を継がせようとするが、自信は音楽を志し、苦学してプラハのオルガン学校を卒業。その後、なぜかヴィオラ奏者としてプラハの管弦楽団に所属する。ここでチェコ国民学派の開祖・スメタナから多くを学んだ。ドヴォルザークはスメタナの後継者とされる。

1877年ブラームスに見出され、楽曲を出版。国際的な評価を得て、1891年にプラハ音楽院教授に就任。その後アメリカに招かれ、ニューヨーク国際音楽院長に就任。ここで有名な交響曲第9番「新世界より」を書いた。

たいへんな鉄道マニアであり、ニューヨーク時代には毎日グランド・セントラル駅へ出かけてシカゴ特急を見ていたという。

交響曲第8番 ト長調 op.88
チェロ協奏曲 ロ短調 op.104


交響曲第8番 ト長調 op.88

交響曲第8番と、有名な第9番「新世界より」の両方を聴けるのが、こちらのCD。チェコだけにチェコ交響楽団の演奏を聴くのが正統な気がしますが、これはドイツのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団です。

ドヴォルザーク:交響曲第8番、第9番「新世界より」
クーベリック(ラファエル) ドヴォルザーク ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサルクラシック (2001/10/24)
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おすすめ度の平均: 4.25
3 指揮者はよいがオケが一寸
5 屈指の「新世界より」!
4 ポピュリズムに流されない「新世界」

交響曲第8番は、全体的に木管・金管楽器が主旋律を担当し、吹奏楽団の曲のよう。管楽器の音に弦楽器が広がりやまろやかさを加えている感じで、私にとっては非常に聴きやすい交響曲でした。

第9番「新世界より」も、全体的に管楽器がメイン。第2楽章はキャンプで歌う&学校の放課後に流れる定番曲「遠き山に日は落ちて」でも知られる有名な旋律。第4楽章も非常に有名です。

ほかの交響曲を聴いてみたけど、どうも眠い、たるい、馴染めないという方にも、おすすめできるCDです。


チェロ協奏曲 ロ短調 op.104

通称「ドボコン」とも呼ばれる有名な曲。11巻の指揮コンクール決勝にて片平が指揮することになりますが、ソロがチェロなので(低音なので)千秋のチャイコフスキーほど“くねくね”なわけでもなく、ジャンのラロほど重い部分もなく、といった感じの曲です。

8巻で菊池君のソロで演奏したサン=サーンスのチェロ協奏曲はまったくピンとこなかったのですが、この曲を聴いて、チェロの音もいいなあと思いました。交響曲第9番「新世界より」で使われる特徴的なフレーズがあったりもします。

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
マイスキー(ミッシャ) バーンスタイン(レナード) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク シノーポリ(ジュゼッペ) フィルハーモニア管弦楽団 エルガー
ユニバーサルクラシック (2002/09/25)
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5 すばらしい!


参考:
アントニン・ドヴォルザーク(Wikipedia)
アントンの部屋
ドヴォルザーク(MIDIデータあり)
ドボルザーク(a.k.a.ドヴォルザーク/ドヴォルジャーク)の交響曲

土・掘・削(ドヴォルザーク)(掘削機にドヴォルザークの名前が)

  • 2005-03-09 (水)

コメント: 11

2005-10-29 (土) 19:56

交響曲のこと良く分かりました。

おおの 2005-11-25 (金) 18:12

ドヴォルザークで8番が上がっていて、ほほうとおかしな感心をしてしまいました。
でも、私も、第4楽章の頭のファンファーレが好きなんです。

クーベリックはもともとチェコスロバキアの指揮者ですが、第2次世界大戦後、西側に亡命していました。なので、紹介されているCDの半分は「ご当地」ということですかね。
ベルリンの壁が崩壊した後、プラハに帰って、「プラハの春音楽祭」でチェコフィルハーモニーを指揮したスメタナの「わが祖国」を納めたCDは、故郷に帰れないと思われていた巨匠の郷愁が曲が進むに従って溢れ出すようで、クーベリックらしくなくて感動しますよ。(ただし、その背景を知っていれば、の話。最初などはぐちゃぐちゃですから)

ドヴォルザークのほかに有名な曲は
・スラブ舞曲
・交響曲7番
・弦楽四重奏曲「アメリカ」
などが上げられるでしょうか。

ミルヒーが指揮した交響曲の6番も私は好きです。

興味がもてれば、ノイマン指揮のチェコフィルハーモニーのCDも聞いてみてください。1000円台の廉価版で、よい演奏が手に入るはずですよ。

小林 2005-11-28 (月) 14:15

おおのさん、こんにちは。
クーベリックという人についてはまったく知らない上に調べてみようとも思っていませんでした。そんなエピソードがあるんですね。ありがとうございます。

ミルヒーが指揮したのは5番ですね。これは交響曲全集でしか見つけられていないので、まだ未聴です。6、7番も良いのであれば、思い切って全集を買うのも良いでしょうかね。勇気が出ませんが^^;

おおの 2005-11-28 (月) 19:30

5番ですか?
私の手元には、レコードも、CDも、全集でも、単品でも、ごろごろとあるんですが。。。普通はそういうわけにはいきませんね。
廉価版で出ているのは、やはり有名どころの7、8、9番ですね。
あまり国内盤にこだわらなければ、輸入盤なら単品売りのCDは結構あります。安いところだと、ナクソス(NAXOS)でしょうか。
ただ、日本ではあまり聞く機会が少ない1~6番ですが、いい曲が多いですから、全集を手に入れてしまうのも手かもしれません。
外れのないところで、ノイマン(今なら2種類売っているはず)、クーベリックかな?お買い得だった輸入盤では、ペシェク(PESEK)かな。個人的にはヤルヴィ(親父)も好きです。

小林 2005-11-29 (火) 12:58

確かにNAXOSはよく見る機会もあるし、安いですね。
ところで、私は交響曲の8、9番、チェロ協奏曲を聴いたあたりで、ドヴォルザークに「どれも似たテイストすぎ」という印象を抱いていて、これが全集などに手を出すののブレーキのひとつになっています。きわめて個人的かつ感覚的なものなんですけどね。
おおのさんはいかが思われますか?

おおの 2005-11-29 (火) 13:32

「似たテイスト」ですか。
クラシックの作曲家それぞれにクセがありますから、それが似た感じになるのかな?と思いますけど。
ポップス、ロックのように、わざわざ、曲想を変えるということをしていないので、そんな気がするのかもしれませんね。

まあ、そのゆっくりとした曲の流れが、作られた時代の時間の流れなのかな?などと思ったりもするのですが。
そんな小さな変化を、たぶん、「のだめ」の中で、千秋がスコアにのめり込み、のだめががっちりしてるだの、感覚的に捉えられずに苦労しているのだと思います。それも、クラシックかも。

でも、ま、私も最初の頃は、ブルックナーやプロコフィエフの交響曲はどれも同じように聴こえていたので、似たようなものかもしれません。

おそらく、耳障りの慣れの問題のように思いますよ。

まずは、好きな楽章、好きなフレーズを探しながら、だんだんと違いやらなんやらを吸収すれば、世界が広がるだろうと。


ううむ。
そう考えると、NAXOSは上級者向きかも?

小林 2005-12-01 (木) 21:59

まさに慣れの問題なんでしょうね。チャイコフスキーやラフマニノフにもクセのようなものは感じますが、けっこう聴きこんでいるので、それが魅力だと思えます。ドヴォルザークには、うーんちょっとまた後で、みたいな感じ。老後の楽しみにとっときます。

NAXOSは総じておとなしめの演奏ですか? 私はケレン味たっぷりの派手なのの方が好きそうです。

おおの 2005-12-02 (金) 00:07

はい。

NAXOSはあまり知られていない演奏者とあまり知られていないオーケストラで、あまり演奏される機会の少ない曲を収めたCDが多いので。当たり外れがあるように思います。(全然、演奏の推測がつきませんから)
ただ、地味な演奏ばかりか、というと、某エヴァンゲリオンとやらで使われたベトベンとベルリオズのCDのようなものもありますから、そうとばかりは。(指揮者のラハバリは結構「濃い」演奏をするように思います)

笑っちゃうような派手な演奏と言われたのが、ストコフスキーですね。ディズニーのファンタジアの演奏でも有名ですが。
今でも、CD聞いて笑ってますが。

ジョージ 2006-11-13 (月) 14:16

最近(2006年10月15日)東京南端M市の市民オケの演奏する8番を聴いて、いたく感激しました。非常に高い技術と音楽性で、特にティンパニ奏者が抜群にうまかったです。(8番はティンパニが要ですからね。)
ところで、ドラマ版のだめの第1回冒頭で流れ、その後もヴィウラ先生のシーンで流れる「チェコ組曲」は、さいこうにいいですね。たまたま手元にCDがあったので、ここのところ毎日これを聴いて、ドヴォルジャークのすばらしさに浸ってます。

おーの 2006-11-14 (火) 15:42

そういえば、ドラマの中でプラハの映像と共に流れる印象的な曲はドヴォルザークのチェコ組曲でしたね。
現在、現役盤が少ないのですが、2枚ばかりご紹介。

プラハ室内管弦楽団の唯一の現役盤
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000064EV8/sr=1-64/qid=1163485721/ref=sr_1_64/250-6302354-2616269?ie=UTF8&s=music

もしかするとCDショップに在庫があるかもしれないドヴォルザークの全集です。スラブ舞曲集などが入ってお得だとは想いますけど。
私はこちらを持っていましたので、もっぱらこちらで「いい曲だよなあ」と聴きなおし。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0001LNOW4/sr=1-11/qid=1163485840/ref=sr_1_11/250-6302354-2616269?ie=UTF8&s=music

あとは、収録曲を集めたCDなどに収録されることを期待ですか。
あ。以前、紹介のあったNAXOSのネット配信サービスに収録されているようですよ。

おーの 2006-11-14 (火) 16:00

輸入盤の情報も。

チェコ組曲の聴ける輸入盤です。

旧チェコスロバキアの名門レーベルスプラフォンから出ている若手指揮者のチェコ組曲+ワルツ、ポロネーゼ集。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000EJ9LWK/sr=1-5/qid=1163486748/ref=sr_1_5/250-6302354-2616269?ie=UTF8&s=music

お買い得なのが、バージンクラシックレーベルのこれ。
有名なスメタナのモルダウの入った組曲「わが祖国」とドヴォルザークのチェコ組曲+交響曲5番ならぬ4番。
で、2枚組でこの値段はお得!
オケはUKですが、指揮者はチェコの人。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00004LCAT/sr=1-4/qid=1163486748/ref=sr_1_4/250-6302354-2616269?ie=UTF8&s=music

で最後が定番ノイマンのチェコ組曲。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000B8WEQ4/sr=1-1/qid=1163486748/ref=sr_1_1/250-6302354-2616269?ie=UTF8&s=music

こんなところですね。
あと、NAXOSその他からもちらほら。

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