のだめカンタービレ 13巻
講談社 (2005/09/13)
売り上げランキング: 2
あらすじ
クリスマス(フランス語で「ノエル」)をのだめと一緒に過ごそうと、オランダからパリに帰る千秋。その頃、のだめは黒木を誘って、リュカと教会の演劇に出ていた。3月。ジャン・ドナデュワがデシャン管弦楽団の常任指揮者に就任する。一方、千秋にはルー・マルレ・オオーケストラの常任指揮者の話が舞い込む。千秋はのだめを誘ってマルレ・オケの定期公演を聴きに行くが、そこでの演奏は散々なものだった。
感想
さあ、盛り上がってまいりました! 千秋ものだめもいろんな意味で元気に動き回っているし、たくさんキャラクターが出てきます。黒木くんも元気になったし、チョイ役風だった孫Ruiがやってきたり、頑固オヤジのマルレ・オケのコンマスなど、今後が楽しみなアクの強い人もたくさん。続きが気になるというか、ワクワクしてきました。
登場する曲
p53 バッハ 平均律クラヴィーア曲集ただ、聴きたかったんだ
こいつのピアノを
教会の響き……!?
のだめがコンセルヴァドワールで練習している曲。第1集と第2集があり、それぞれ24曲ずつ。このCDには両曲が収録されています。
p.68 ショパン ノクターン 第8番 op.27-2
ん、素敵ね!
やっぱり恋をしないと!
結婚してても! 忙しくても!
まあ、がんばってくだサイ♥
ノクターンは「夜想曲」ともいい、夢想的ニュアンスを持つピアノ曲のこと。アシュケナージの演奏による、ショパンのノクターン全21曲を収録したCDです。
p.70 プーランク ピアノ、オーボエとバッソン(ファゴット)のための三重奏曲 FP43
いい曲だったからー メンバー募集の紙を見てすぐとびついたヨ!
うん、僕も大好きな曲なんだ
みんなで6月の試験めざして頑張りましょ-!!
コンセルヴァドワールで学ぶ、のだめ、黒木、バッソンのポール・デュボワ(新登場)の3人ユニット「ヤキトリオ」が練習する曲。このCDはプーランクの室内楽全集で、CD2枚組になっていて、ちと割高です。安いCDは軒並み在庫がなく取り扱い不能のようでした。
p.83 リムスキー・コルサコフ スペイン奇想曲
すげ――…… 大雑把
しかも、せっかくソロの聴かせ所の多い曲なのに……
なにを聴かせる――!?
コルサコフの代表作である、交響組曲「シェエラザード」と「スペイン奇想曲」のCD。「奇想曲(カプリッチョ)」とは気まぐれで愉快な曲想の小品のことです。
p.85 ドビュッシー 交響詩「海」
もしかして、集団食中毒の日ですかネ?
そうか……
「印象派」の作曲家といわれるドビュッシーが、(1)海の夜明けから真昼まで、(2)波の戯れ、(3)風と海との対話を管弦楽で表現した曲。それを集団食中毒? かと思わせるような演奏にしたら、どんな曲になってしまうのでしょうか。
このCDは、9巻でR☆Sオケが演奏した「牧神の午後への前奏曲」も収録しています。
おすすめ度:★★★
p.122 ラヴェル ボレロ
ボレロか いいな
オケに乗ったのは高校の時以来だ
ちょっと楽しくなってきた――
さまざまなアレンジでCMソングとしても使われ、耳にすることの多い超有名曲。
このCDには「亡き王女のためのパヴァーヌ」も収録しています。
おすすめ度:★★★★★
p.153 デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
すみません テンポを速く!
いいんだよ このテンポで
それから、練習番号20からのスフォルツァンドは、そんなに強く出す必要ないから
作中にあるように、ゲーテの「魔法使いの弟子」を管弦楽で表現した曲。なお「スフォルツァンド」とは「特定の音を強く」という意味。
おすすめ度:★★★☆
- 2005-09-13 (火)
