のだめカンタービレ 14巻
パリ編のキャラクターしおり5枚セットと、しおりコレクション用のファイルがついた限定版はこちら。まだ買えるようです(2006.1.14現在)
限定版についてくるパリ編キャラのしおりは、フランク、ターニャ、ユンロン、ロラン、リュカでした。しおりファイルは全キャラコンプリート用なのかと思ったら、空きが1個しかありません。これはどー使えば?? それはさておき、プラス270円でこのおまけは、なかなかのお買い得だと言えるんじゃないでしょうか。

あらすじ(ネタバレほとんどなし)
千秋は「ボレロ」のチェレスタに急遽のだめを呼び、マルレ・オケの公演がスタートする。その公演からしばらく後、、千秋は黒木と松田(R☆Sオケの、千秋の後の指揮者)が指揮するR管のコンサートに赴き、松田の歪んだ性格が露に。コンセルヴァトワールの試験で、のだめはノリノリでピアノを披露するが……。
感想
最初の登場人物紹介を見て「あれ、なんで松田が?」と思っていたら、この巻では大活躍(?)。ひどいことになってます。音大編ではのだめと千秋が2人の軸だったのが、黒木、松田、孫Ruiなどなど、次から次へと出てくるキャラがぐいぐい物語を引っ張っていきます。千秋とのだめの関係もいい具合に盛り上がってきて、2巻分ぐらい読んだような充実感でした。「その中で自分で選んだのって、変態 だけですから」
って、名セリフです!
登場する曲
p.26 ラヴェル ボレロまさにオーケストラの魅力を伝えやすい曲でもあり、
実力が明らかに判ってしまう恐ろしい曲でもある
「エキストラのほうがきっちりやってんじゃねーか!!」
この曲、以前にアマオケの公演で聴きましたが、本当に恐ろしい曲だなと思いました。プロオケでも聴いてみたいものです。CDではもちろん素晴らしい演奏が聴けます。
おすすめ度:★★★★★
p.41 デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
途中まではうまくいってたのに
まるで――
この曲の物語のように
魔法使いの弟子の魔法で水汲みをさせられている箒が徐々に暴走
ボレロに続いて、マルレ・オケの公演にて大変なことになった「魔法使いの弟子」。にぎやかで楽しい曲です。
おすすめ度:★★★☆
p.41 シューマン 交響曲第1番「春」
シューマンの<春>は
「真冬」に
シューマンの交響曲第1番。マルレ・オケ公演でのメインだったのでしょう。峰&のだめのベートーヴェン「春」は「正月」でしたが、こちらは相当にサムい演奏だったようです。
このCDは2000円ちょっとでシューマンの交響曲4曲と「マンフレッド」序曲(R☆Sオケのデビュー公演で演奏)が収録されていて、なかなかお得です。
p.78 ワーグナー 「タンホイザー」序曲
エロい女神様(ヴェヌス)に誘惑され、ヴェヌスブルグの洞窟で快楽をむさぼる罪人タンホイザー
…(中略)…
「エリザベートもいいけれど、オレはやっぱり
女神様万歳!!」
松田が指揮するR管の公演で演奏した曲。この人のキャラがよく分かるモノローグです。
p.100 モーツァルト ピアノソナタ11番「トルコ行進曲付」 K.331
「君はよく跳んだりはねたりするけど
今のこの音はただ飛び出しちゃっただけだよね?」
「あ……はい。でも、ちょっと出ちゃっただけですから」
「ちゃんと考えてないからだヨー」
のだめの、コンセルヴァトワールの試験での課題曲その1。オクレール先生に指導されています。
「トルコ行進曲」として有名な曲です。このCDには、ピアノソナタ8番から15番までを収録しています。かなり個性的な演奏であるというユーザーレビューがついています。
おすすめ度:★★★
p.102 チャイコフスキー ロマンス
さすがロシア人……
これが「クネクネ」ってやつか
シュトレーゼマンがオレのピアノをあっさりしすぎと言うわけだ
アパルトマンでターニャが練習している曲です。
p.128 プーランク ピアノ、オーボエとバソンのための三重奏曲 FP43
「ボクたち宮廷音楽家」
「王子様に出張演奏プレゼントですネ♥」
「そんないいものじゃないと思うけど……
聴いてくれる?」
のだめ、黒木、ポールの3人組「ヤキトリオ」が演奏する室内楽曲。バソン(バッソン、バスーン)とファゴットの違いについて説明されていますが、この曲のファゴットを使った録音もあるようです。このCDではちゃんとファゴットでなくバスーンで演奏されていると思われます。
p156 ショパン 練習曲op.10-2
あいかわらず、ムカッとするぐらい余裕で弾きやがって
でも、変わったよな
のだめの、コンセルヴァトワールの試験での課題曲その2。
アシュケナージによる、ショパンの練習曲集です。
p.157 リスト 超絶技巧練習曲12番「雪あらし」
「次はリストの超絶エチュード『雪あらし』デス♥」
「う…、また超絶…」
のだめの、コンセルヴァトワールの試験での課題曲その3。孫Ruiの影響で弾きまくっていた、リストの超絶技巧練習曲の中の12番です。
p162 ドビュッシー 12の練習曲
数ある才能を見慣れたコンセルヴァトワールの教師たちに
のだめは、どう評価されるのか――
のだめの、コンセルヴァトワールの試験での課題曲その4。色彩豊かな演奏で評価の教師人を唸らせますが、その後の曲が……。
- 2006-01-14 (土)

