第11回「さよならのだめ!!涙のクリスマス公演」 ドラマ版のだめカンタービレ
素晴らしいドラマでした。ヒネた見方してるんじゃねーよと思いつつも、あれだけの原作をよく11回にまとめて、しかも最終回もこんなに見事にまとめて本当に凄いなと、そういう制作の技術的な部分にも感心せずにいられません。
最後、出ないんじゃないかと思っていたのだめ一家は出てくるし、宮崎美子さんはイメージにぴったりだし、河原で抱きついた上に「ラーユーレディ?」まであるとは! イメージカット的に入っててどうなるのかなと思ったのだめ幼少時代の話もきれいに片付いて、第1話で出てきたハートが最終話でこんなに育ってるのか、みたいなあたりもきれいに繋がって、のだめフェスティバルにあった裏軒の見たことのないメニューも今回全部出てて、いろんなものがすっかり片付いたようなスッキリ感で一杯です。
最後のコンサート、ベートーヴェン交響曲第7番の、最初と最後のいいところがうまーく使われていたし(Sオケのパフォーマンスまで! あれをライブで見られるなら、エキストラに行きたかった)、いろんな面白い名場面と共に、クラシック音楽の敷居を下げ、楽しさを伝えてくれる作品でした。ヤマハ株買わなきゃ。遅いか。
「歴史に名を残す音楽家には~」という佐久間の台詞を千秋が思い出す場面は、原作を読んだとき注目せずにスルーしてしまっていたのですが、確かに原作でもそういう展開になっていたんですね。で、千秋はその言葉が最後の一押しとなって大川に行くと。最後の公演で千秋は、清良が居場所を与えてくれた、というようなモノローグをする。その前に元Sオケメンバーたちとの会話シーンもあったり。全体として、あの佐久間の台詞のような「人との大事な出会いがある」ということを印象づけたかったのかなあと思いました。
それは、原作では特にテーマとして明確に打ち出したりはしていませんが、千秋とのだめにとって、お互いとの出会いがその「人との大事な出会いがある」第一歩であったのだし、私たち視聴者がドラマから受け取るメッセージとしても、とても前向きで等身大のものであり、良いんじゃないかなあとか。もう眠いので寝ます。
- 2006-12-26 (火)