ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番のDVD
クリアな音質で聴く音楽はもちろん良いですが、アナログ音源がほどよく減衰した感じや、ホコリの乗ったパチパチノイズをたまに聴くのもオツなものだと思います。
私はショパンのピアノ協奏曲はこのCD(↓)が最高だと思っています。タイトルの通り戦前のラジオで流れた音源なのだろうと思うのですが、当然モノラル。篭り気味のオケの音から、飛び出た感じに聴こえる少々ヨレたピアノの高音の旋律がなんとも美しく、冬のポーランドを旅しているかのような感覚と、懐かしさを感じます。
Unknown Label (1998/12/03)
こういう感覚は何なんでしょうね。実際のところ古いラジオとかアナログ盤なんかを聴いた経験はほとんどないのですが、映画なんかで「古い音」を懐かしむ感覚を刷り込まれているせいなのか、それとも人間が生来持っている感覚なのか、不思議です。
そんな感じの、クリアな音質ではないしモノラルだし映像も白黒で不鮮明ですが味わい深いのが、こちらのDVD。
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映像が不鮮明で、ピアニストの指の動きがあまりよく見えないのが少々残念です。シュトレーゼマンと千秋のイメージではありません。でも、ピアニスト、指揮者、オケの動きを追いながら、映像つきでこの曲の演奏を聴く楽しさは満喫できます。そして古い音源ならではの味わいもあります。
現在買えるラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番のDVDには新しい録画のものはないみたいなんですが(ちなみにNAXOSの2000円ぐらいで売っているDVDは映像がオケの演奏でなく、謎の風景が流れる単なるイメージビデオなので、買ってはいけません)、「古さ」で躊躇していた方は、別の味わいを求めてチャレンジしてみてもよろしいかと思います。
一緒に収録されているブラームスのピアノ協奏曲第2番も、きれいでいい曲でした。
- 2007-03-28 (水)

