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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン「0才からのコンサート」に行ってきました


ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパンでは毎年キッズプログラムをやっているそうで、5月4日の「0才からのコンサート」に行ってきました。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン「0才からのコンサート」

子ども向けの運営も手慣れた感じで、快適でした。ホール受付前にはかなり大きなスペースのベビーカー置き場が設けられており、ロビー内には臨時のおむつ換えスペースが。テーブルにタオルを敷いただけの非常に簡素なものでしたが、まあ実用性に問題はありません。「子どもの行動には寛容に、子ども連れの方は周囲に気を遣って」といった趣旨の注意書きがあったりして、良い雰囲気作りがされていたと思います。

ホールに入ると、クラシック関係のテレビ番組でもおなじみの青島広志さんがいらして、「ボレロではトロンボーンのソロがいちばん最後にあるから、トロンボーンはすごく緊張するんです」などとスタッフと話してらっしゃいました。ちょっと良さそうなタイミングがあったので声をかけさせていただいたんですが、気さくに話していただけました。

なぜホールにいらしたのかというと、司会というか案内役のような感じで、ステージで話をされるからなんですね。ナマ青島トークを聴けてトクした感じでした。

コンサートの演目ですが、小さな子ども向けということで、短く、にぎやかで、体を動かして楽しめるような踊りの曲で構成されています。

ビルバオ交響楽団(スペイン) ファンフォ・メナ指揮
グリディ サルスエラ「農場」より第2幕への序章
ラヴェル ボレロ
ファリャ バレエ音楽「三角帽子」第2楽章

スペインのオケにスペインの指揮者で、ボレロと、スペインの歌劇音楽、バレエ曲を組み合わせたものです。

グリディは、青島先生いわく「私は音大の先生をしていますが知りませんでした」だそうで……スペイン国内では有名な作曲家のようですが。8分少々のにぎやかな曲でした。

ボレロでは、ひたすらリズムを刻む小太鼓と、トロンボーンのソロが最後であることを演奏前に紹介し、聴き所をガイドしつつオケにプレッシャーをかけていました(笑)。私は初めて見る配置だったのですが、ボレロのときだけ小太鼓がオケの中心(第2ヴァイオリンとヴィオラの間)に座る配置になっていました。

小さい子どもの泣き声が響き渡る中、超ピアニッシモで曲が始まるという、こういうプログラムでないと絶対聴けないであろう異様な立ち上がりでしたが、クレッシェンドするに従って鳴き声はかき消されたんだかみんな泣きやんだんだかで聞こえなくなり、もちろんトロンボーンのソロも成功し、最後は大盛り上がりで終わって大拍手。ちょっとした不思議体験でした。最初からリズムがちょっと早めな気がしましたが、スピード重視の演目だったからかもしれません。

「三角帽子」からは短い3曲を演奏。既に子どもの我慢が限界のようで、泣き出す子を抱っこしてホールを飛び出すお父さんお母さんが続出してました^^; うちの子は「ボレロ」が始まる直前で寝てしまい、非常に平和だったのですが……睡眠学習的効果があったと信じましょう。


こういうイベントは大変有り難く、また、子連れに手篤い運営をしていただいていて快適に過ごせたのですが、それにしても大イベントのためキッズプログラム以外で来場している人も多く、人混みの中、子どもを連れてほかのキッズプログラムも回ってみようかなあ、という気にはなれず、すぐ帰ってしまいました。大きなイベントなのに勿体ないというか、なんというか……な感じです。3、4歳ぐらいになったら、もうちょっと感じは違うかもしれません。

  • 2007-05-06 (日)