長田克彦さん遺作展に行ってきました
先日紹介しましたムッシュ長田のモデル・長田克彦さんの遺作展に行ってきました。

ビルの前にあるポスター。今回の遺作展は長田さんのお父様が企画されたそうですが、そのお父様も、遺作展の直前に亡くなられてしまったとのこと(コメントをいただきました)。ギャラリーには長田さんのご家族・親族の方がいらして応対をされていました。
会場のビルは「第一銀緑ビル」または「銀緑館」という名前の、非常に古いビルです。大正末期に建てられたとのことで、戦争でも焼け残ったようですね。
展示されている長田さんの絵はいずれもパリの街並み、というよりは建物を描いたもので、人はいっさい描かれていません。いずれもキチッと描かれた建物の輪郭が印象的で、明るい色彩の絵ではパリの(行ったことないですが)華やかな空気が、暗めの色彩の駅の絵では、そこにある鉄や石の重さが伝わってくるようでした。
ピョルさんのブログ「長田克彦氏 遺作展:カフェ・ラブレター ~韓国ドラマ&旅行記~」に詳細なレポートが書かれていますが、作品展にこの古いビルを、というのは生前の長田さんのたっての希望だったとのこと。とても納得できました。「のだめ」のムッシュ長田は壁の絵ばかり描いていますが、どちらの長田さんにも、長い歴史を刻んだ無機物への深い愛のようなものが感じられる気がします。
今週末、銀座や汐留近辺に用があったりしましたら、ぜひぜひ行ってみてください。「のだめ」のムッシュも応援したくなってきます。ちなみに、入場料はかかりません。

ギャラリーはビルの2階なのですが、そこへ至る階段の風景。非常にレトロなエレベーターもありました。

ビル外観。このビル、銀座でもちょっとした名物のようです。ビルが建てられたのは1923年で、関東大震災があった年(9月1日)です。このビルが何月に建てられたのかは不明ですが、おそらく何らかの影響はあったのではないかと思います。
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- 2008-02-28 (木)