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小学館クラシック・イン

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(31)ビゼー/サン=サーンス 「カルメン」、「アルルの女」&「動物の謝肉祭」

クラシック・イン第31巻は、近代フランスの作曲家・ビゼーとサン=サーンスです。「カルメン」はあの有名な曲だと思うのですが、まだ聴けていないので記録のみ。

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収録曲は、
ビゼー:「カルメン」第1組曲より 第5曲「前奏曲」(闘牛士)/第1曲「前奏曲」/第2曲「間奏曲」(アラゴネーズ)/第3曲「間奏曲」
ビゼー:「カルメン」第2組曲より 第2曲「ハバネラ」/第5曲「ジプシーの踊り」
ビセー:「アルルの女」第1組曲(全4曲)
ビセー:「アルルの女」第2組曲(全4曲)
サン=サーンス:動物の謝肉祭(全14曲)


その他のコーナーは、
特集:フランス・オペラの歩み――「カルメン」への道
作曲家ガイド:ジョルジュ・ビゼー/カミーユ・サン=サーンス
音楽の名所:オランジュ音楽祭
クラシックの基礎知識:カノンとフーガ

(30)「アイーダ 凱旋行進曲」――オペラ名曲集・イタリア編

クラシック・イン第30巻はイタリア・オペラ特集。タイミングとしては荒川静香選手がイタリア・オペアの「トゥーランドット」で金メダルを獲得した時期の発売でしたが、残念ながらトゥーランドットは収録されていません。

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収録曲は、
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」序曲
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」序曲
ヴェルディ:歌劇「椿姫」第1幕への前奏曲
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「マドンナの宝石」間奏曲
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」より「時の踊り」
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」より「行け、わが思いよ、黄金の翼にのって」


その他のコーナーは、
特集:イタリア・オペラの輝き
作曲家ガイド:ジョアキーノ・ロッシーニ/ジュゼッペ・ヴェルディ
音楽の名所:ヴェローナ野外音楽会
クラシックの基礎知識:リトルネッロ形式/ロンド形式/ロンド・ソナタ形式

(29)ブラームス1 交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番・第6番

毎回買ってはいるものの、ここのところ多忙のため読めてないしCDも聴けていないクラシック・インが貯まって大変なことになってきましたorz CDは老後の楽しみにとっとくことにして、買った記録をつけていきます。


第29巻はブラームス。「のだめ」ファンが期待するのは交響曲第1番ですが、こちらに収録されているのは、ブラームスの最後の交響曲である第4番です。バロック時代の舞曲の要素や古代ギリシャ悲劇の要素を盛り込み、ブラームスらしい重厚さに加えて「憂い」を感じさせる曲調になっているそうです。

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収録曲は、
交響曲第4番 ホ短調 作品98
大学祝典序曲 作品80
ハンガリー舞曲第5番
ハンガリー舞曲第6番

その他のコーナーは、
特集:ロマン派音楽とブラームス
作曲家ガイド:ヨハネス・ブラームス 1833~62年頃まで
音楽の名所:バート・イシュル
クラシックの基礎知識:2部形式、3部形式、ソナタ形式

(28)ドビュッシー/ラヴェル「牧神の午後への前奏曲」&「ボレロ」─フランス管弦楽名曲集

クラシック・イン第28巻は、ドビュッシーとラヴェル。「のだめカンタービレ」でもおなじみの曲が多数収録されています。

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収録曲は、
ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
フォーレ 組曲「ペレアスとメリザンド」より「シシリエンヌ」
ラヴェル ラ・ヴァルス
ドビュッシー 管弦楽のための「映像」より第3曲「春のロンド」
ラヴェル ボレロ
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル 「ダフニスとクロエ」第2組曲

9巻のR☆Sオケ ニューイヤコンサートで演奏した「牧神の午後への前奏曲」、千秋が指揮コンテストでホルンに再三ダメ出しした「亡き王女のためのパヴァーヌ」、そして14巻で大変なことになった「ボレロ」と、「のだめ」登場曲が3曲も入った、たいへんお得な1巻です。「ボレロ」は最初ほとんど聞こえないくらいのボリュームから始まり、最後はボリュームを絞りたくなるほどデカイ音で終わる録音が多いのですが、このCDのものはわりと上下の少ないボリュームで、聴きやすい気がしました。

その他のコーナーは、
特集:音楽の印象は
作曲家ガイド:クロード・ドビュッシー/モーリス・ラヴェル
音楽の名所:ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)
クラシックの基礎知識:音楽観と理論の変遷

(27)ムスルグスキー、レスピーギ:組曲「展覧会の絵」&交響詩「ローマの松」

クラシック・イン第27巻はムソルグスキーの「展覧会の絵」と「はげ山の一夜」、そしてレスピーギ「ローマの松」です。

今回のテーマは「編曲」のようで、「展覧会の絵」はムスルグスキーがピアノ組曲として発表したものを、ラヴェルがオーケストラ用に編曲したことで有名。「はげ山の一夜」はリムスキー=コルサコフによって編曲され、タイトルも与えられているそうです。

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というわけで収録曲は、
ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)
ムソルグスキー 交響詩「はげ山の一夜」
レスピーギ 交響詩「ローマの松」


その他のコーナーは、
特集:編曲の歴史と効用
作曲家ガイド:モデスト・ペトローヴィチ・ムソルグスキー
音楽の名所:ローマ
クラシックの基礎知識:音階と調性

なお、次回2月7日に発売予定の28巻は、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」(9巻でR☆Sオケが演奏)とラヴェルの「ボレロ」という、のだめファン必聴の収録曲となっています。

(26)チャイコフスキー 交響曲第5番&スラヴ行進曲

クラシック・イン第26巻はチャイコフスキー。交響曲第5番と「スラブ行進曲」です。

(26)チャイコフスキー 交響曲第5番&スラヴ行進曲


収録曲は、

交響曲第5番 ホ短調 op.64
スラヴ行進曲 op.32


その他のコーナーは、
特集:チャイコフスキーとメック婦人
作曲家ガイド:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1886~1893)
音楽の名所:チューリヒ
クラシックの基礎知識:音程と和声・和音

メック婦人のフルネームはナデージダ・フォン・メック婦人。「のだめカンタービレ」8巻で、のだめが「パトロンのナデジタからもらった年金で買った別荘で……」と言った「パトロンのナデジダ」がメック婦人だと考えられます。

(25)ベートーヴェン 悲愴、月光、熱情

クラシック・イン第25巻は、ベートーヴェンのピアノソナタ集です。

(25)ベートーヴェン 悲愴、月光、熱情

1回しか聴けていないので、いつもにも増してさらっと紹介を……収録曲は、

ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」op.14
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」op.27-2
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」op.57
ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調「テンペスト」op.31-2より 第3楽章

「のだめ」に出てくる「悲愴」と「熱情」、「ピアノの森」に出てくる「月光」ということで、マンガ読み的に楽しめる選曲です。演奏はスティーヴン・コヴァセヴィッチ。どれもクセのない演奏だと感じました。


その他のコーナーは、
特集:ピアノの誕生と進化(チャンバロ、クラヴィコードなど)
作曲家ガイド:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1819~1827)
音楽の名所:ベートーヴェンのボン
クラシックの基礎知識:楽譜の基礎と名称(五線譜の基本、音符と休符、拍子記号と小節線)

(24)ヨハン・シュトラウス2世「ウィーンの森の物語」ウィンナ・ワルツ名曲集

クラシック・イン第24巻はヨハン・シュトラウス1世、2世です。

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喜歌劇「こうもり」序曲 作品362
ワルツ「芸術家の生涯」 作品316
ワルツ「ウィーンの森の物語」 作品325
皇帝円舞曲 作品437
ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314
ポルカ「雷鳴と電光」 作品324
ワルツ「春の声」 作品410
ラデツキー行進曲 作品228(シュトラウス1世)

その他のコーナーは、
特集:ウィーンとワルツとシュトラウス
作曲家ガイド:ヨハン・シュトラウス2世
音楽の名所:フォルクスオーパー
クラシックの基礎知識:記譜法

(23)チャイコフスキー3 バレエ音楽「くるみ割り人形」、「白鳥の湖」、「眠りの森の美女」

クラシック・イン23巻は、チャイコフスキーのバレエ音楽集。初めてバレエ音楽を聴きました。

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収録曲はこちら。1曲ずつは短いですが、有名な曲が多いです。ちょっと前に行った某博物館でエンドレスでかかっていた曲が「花のワルツ」だったと分かったり。すべてロシアの指揮者ウラジミール・フェセドーエフ指揮、モスクワ放送交響楽団の演奏で、とってもロシアな組み合わせです。

バレエ音楽「くるみ割り人形」 op.71より
 小さい序曲
 行進曲
 こんぺい糖の踊り
 ロシアの踊り(トレパーク)
 アラビアの踊り(コーヒー)
 中国の踊り(お茶)
 あし笛の踊り
 花のワルツ

バレエ音楽「白鳥の湖」 op.20より
 情景
 ワルツ
 4羽の白鳥たちの踊り
 情景
 ハンガリーの踊り(チャールダーシュ)
 スペインの踊り
 ナポリの踊り
 ポーランドの踊り(マズルカ)

バレエ音楽「眠れる森の美女」 op.66より
 序奏~リラの精
 アダージョ
 長靴をはいた猫と白い猫
 パノラマ
 ワルツ


その他のコーナーは、
特集:ロシアで花開いたクラシック・バレエ
作曲家ガイド:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
音楽の名所:ボリショイ劇場
クラシックの基礎知識:音楽表現のための記号と用語

(22)ベートーヴェン 交響曲第九番「合唱」

クラシック・イン22巻は、ベートーヴェンの「交響曲第9番」。いわゆるひとつの年末の風物詩・第九ですね! その第九が980円で買える! ということからか、いつもの(売れ残ってる)書店で最後の1冊になっていました。あやうく買いのがすところでした……^^;

もっとも、のだめファン的には真澄ちゃんが練習なのに正装で熱い想いを託したティンパニーであり、「最悪のアホだな」ですネ。

クラシック・イン22巻 ベートーヴェン「第九」

収録曲は、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱つき」 op.125 1曲のみ。それでも70分以上あります。本の方には歌詞もついているので、練習もできます。

その他のコーナーは、
特集:ベートーヴェンと日本
作曲家ガイド:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 1770~1827
音楽の名所:ザ・シンフォニーホール
クラシックの基礎知識:音楽の速度(レント~プレスティッシモ)

(21)ロドリーゴ/ダルレガ ギター名曲集

クラシック・イン21巻は、クラシック・ギターの特集です。

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収録曲は、
ロドリーゴ アランフェス協奏曲
ロドリーゴ ある貴紳のための幻想曲
グラナドス アンダルーサ
アルベニス グラナダ
カタロニア民謡 聖母の御子
カタロニア民謡 アメリアの遺言
アルベニス 入江のざわめき
タルレガ アルハンブラの想い出
スペイン民謡 愛のロマンス(映画「禁じられた遊び」より)

ギターといえば、日本の誇るクラシックギタリスト・村治佳織さんがいますね。残念ながらこのCDの演奏は別の方ですが。

その他のコーナーは、
特集:スペイン音楽とギターの魅力
作曲家ガイド:ホアキン・ロドリーゴ/フランシスコ・タルレガ
音楽の名所:マドリード王立劇場
クラシックの基礎知識:音楽の3要素(メロディ、ハーモニー、リズム)

(20)ホルスト「木星」/エルガー「愛のあいさつ」─イギリス管弦楽名曲集

クラシック・イン20巻はイギリスの作曲家による管弦楽特集。なかなか聴きごたえのある内容です。

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収録曲はこちら。

ホルスト 組曲「惑星」より「木星」
エルガー 愛のあいさつ
エルガー 弦楽のためのセレナード 作品20より 第1楽章
ホルスト セントポール組曲より第4曲(ダーガソン)
ヴォーン=ウィリアムズ グリーンスリーヴズによる幻想曲
ディーリアス 春初めてのかっこうを聞いて
ブリテン シンプル・シンフォニーより第1楽章
エルガー ため息 作品70
エルガー チェロ協奏曲 作品85より 第1楽章
エルガー マイナ
エルガー 変奏曲「エニグマ」より第9変奏「ニムロッド」
エルガー 行進曲「威風堂々」第1番

ホルストの「木星」は、平原綾香の「ジュピター」としてアレンジされ、昨年大ヒットした曲。「愛のあいさつ」、「グリーンスリーヴズ」なんかは、クラシックというよりもポピュラー音楽として親しまれている感があります。

また、エルガーの「威風堂々」は味の素CookDoのCMソングとして長く使われています。このようにおなじみの曲が多い今回のCDは、クラシック入門用として、とても良い選曲だと思います。「のだめカンタービレ」で演奏される曲はありませんが、エルガーの話は6巻の三善家で出ますから、そのあたりの参考にもいいでしょう。

その他のコーナーは、
特集:イギリス音楽の魅力――調和と中庸
作曲家ガイド:グスターブ・ホルスト/エドワード・エルガー
音楽の名所:ロイヤル・アルバート・ホール
クラシックの基礎知識:指揮者

今回の指揮者の話は、のだめファンにもおもしろく読めるものになっています。近所の書店で1冊だけ注文もできるはずですので、「小学館のクラシック・イン20巻」でどうぞ。

(19)「亜麻色の髪の乙女」――ピアノ名曲集

クラシック・イン19号は、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」ほかのピアノ曲集です。「のだめカンタービレ」に登場する曲は入っていませんが、ベートーヴェン「エリーゼのために」はじめ、有名な曲が多いです。きっと、聞いたことのある曲もあるでしょう。

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収録曲はこちら。
ベートーヴェン エリーゼのために WoO59
シューマン アラベスク 作品18
シューマン 「子供の情景」 作品15より「見知らぬ国より」
シューマン 「子供の情景」 作品15より「トロイメライ」
リスト 愛の夢 第3番
シューベルト 4つの即興曲 D899より 第3曲
サティ ジムノペディ第1番
メンデルスゾーン 春の歌
メンデルスゾーン ヴェネツィアの舟歌 作品30-7
チャイコフスキー トロイカ
グリーグ 春に寄す 作品43-6
ドビュッシー 前奏曲集第1巻より「亜麻色の髪の乙女」
ドビュッシー 2つのアラベスクより第1番
ドビュッシー ベルガマスク組曲より「月の光」
ドビュッシー ベルガマスク組曲より「パスピエ」
ラフマニノフ 前奏曲 ト短調 作品23-5
ラヴェル 水の戯れ

その他のコーナーは、
特集:ピアノの時代――バイエルとチェルニー
作曲家ガイド:なし
音楽の名所:パリ・オペラ座
クラシックの基礎知識:オーケストラの仕組み(オーケストラの編成と、その変遷)

(18)モーツァルト クラリネット、フルート・ハープ、フルート協奏曲

クラシック・イン18号はモーツァルトの木管楽器協奏曲集です。

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収録曲はこちら。
モーツァルト クラリネット協奏曲 イ長調 K622
モーツァルト フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K299
モーツァルト フルート協奏曲第2番 ニ長調 K314

フルート協奏曲第2番は、のだめ CD Bookの解説にもあったように、黒木くんのソロで演奏したオーボエ協奏曲と同じ曲(オーボエ協奏曲をもとにちょこちょことアレンジして作ってしまったのが、このフルート協奏曲第2番らしい)です。

その他のコーナーは、
特集:ハプスブルグ家と「音楽の都」ウィーン
作曲家ガイド:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1788~91、没後)
音楽の名所:ザルツブルグ
クラシックの基礎知識:オーケストラの珍しい楽器

珍しい楽器として紹介されるのは、ワーグナー・テューバ、テノール・ホルン、アイーダ・トランペット、チェレスタなど。13巻でのだめが千秋に呼ばれるチェレスタが、写真つきで載っています。

(17)千住真理子ヴァイオリン・コンサート

クラシック・イン17号は、ヴァイオリニスト・千住真理子さん特集。お値段は980円と据え置きなのに、なんと特典CDつきの豪華CD2枚組! でも、なぜか特典CDは6分ちょっとしか録音されていないのが謎です。

クラシック・イン17 千住真理子

千住真理子さんといえば名器・デュランティで有名ですが、本誌でもデュランティとのめぐり合いの話が出てきます。

私はようやく本物の音楽に出会うことができたんだと感じました。いままでのすべてを捨てようと決心しました。人並みの幸せや欲求など望むべきじゃないと。
いまは片時も楽器と離れることはありません。デュランティが離してくれない(笑)。
(本誌より)

収録曲は有名曲ぞろい。「のだめカンタービレ」に登場する曲はありませんが、「ツィゴイネルワイゼン」、「愛の喜び」、「トロイメライ」などは確実にどこかで聴いたことがあるはずです。デュランティの音色をたっぷり堪能しましょう。

サラサーテ ツィゴイネルワイゼン op.20
ベートーヴェン ロマンス第2番 ヘ長調 op.50
マスネ タイースの瞑想曲
サン=サーンス ハバネラ
サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ
クライスラー 愛の喜び
クライスラー 愛の悲しみ
クライスラー 美しきロスマリン
クライスラー ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
クライスラー ウィーン奇想曲 op.2
クライスラー 中国の太鼓 op.3
クライスラー 前奏曲とアレグロ(プニャーニのスタイルによる)
シューマン トロイメライ
モンティ チャルダッシュ

その他のコーナーは、
特集:千住真理子ヴァイオリン・コンサート
作曲家ガイド:パブロ・デ・サラサーテ/フリッツ・クライスラー
音楽の名所:シュトウットガルト歌劇場
クラシックの基礎知識:古楽器

(16)ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」&交響曲第7番

クラシック・イン16号は、ベートーヴェンの交響曲第7番を収録。「のだめカンタービレ」3巻で、千秋がSオケを初めて指揮した曲。そして9巻では、R☆Sで最後に指揮した曲です。

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これが、「のだめ」には登場していないものの有名なピアノ協奏曲第5番と合わせて980円、しかもカラヤン指揮のBPO(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)だなんて、なんとお買い得なんでしょう!

というわけで、収録曲はこちら。
・ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
・ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 op.92

その他のコーナーは、
特集:ベートーヴェンのパトロンたち
作曲家ガイド:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 1800~09年ごろまで
音楽の名所:ベルリン・フィルハーモニー・ホール
クラシックの基礎知識:ハープ

(15)シューベルト 交響曲第8番「未完成」&第9番「ザ・グレート」

クラシック・イン15号はシューベルト。マラドーナ・ピアノコンクールに挑戦したのだめが選んだ、「気難しい人」です。

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交響曲第8番の「未完成」は非常に有名です。この曲が未完成のまま現代に伝わっている理由として、本書では「未完の状態で他の人に贈呈し、シューベルトの手元を離れてしまったため」という説が最も信憑性が高いとしています。

収録曲はこちら。カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と、超有名な指揮者&オーケストラによる演奏です。

交響曲第8番 ロ短調 D759「未完成」
交響曲第9番 ハ長調 D944「ザ・グレート」

特集:ウィーンっ子シューベルトと仲間たち
作曲家ガイド:フランツ・ペーター・シューベルト
音楽の名所:ウィーン中央墓地
クラシックの基礎知識:オルガン

(14)J.S.バッハ 「G線上のアリア」ほか

クラシック・イン14号はJ.S.バッハ。のだめ曰く「正しすぎる」バッハです。

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「G線上のアリア」や「主よ、人の望みの喜びよ」は非常に有名な曲。他も、きっとどこかで聞いた覚えがあるでしょう。私はなぜか歯医者の待合室を連想してしまいました。

収録曲はこちら。

ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068より 「G線上のアリア」
主よ人の望みの喜びよ

その他のコーナーは、
特集:バッハの偉業
作曲科ガイド:ヨハン・セバスティアン・バッハ
音楽の名所:ゲヴァントハウス
クラシックの基礎知識:打楽器

(13)モーツァルト ピアノ協奏曲第21番&第27番&ピアノソナタ第15番

クラシック・イン13号は、モーツァルトの第4弾です。ピアノ協奏曲第21番は「モーツァルト療法3.癒しのモーツァルト」」、ピアノソナタ第15番は「モーツァルト療法1.もっと頭の良くなるモーツァルト」にも収録されています。

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収録曲はこちら。
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K467
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K595
ピアノソナタ第15番 ハ長調 K545

オーケストラはモーツァルトの生誕地・ザルツブルグのモーツァルテウム管弦楽団。その名のとおりモーツァルトのレパートリーを得意としているようです。

その他のコーナーは、
特集:1791年のモーツァルト
作曲家ガイド:モーツァルト(4)
音楽の名所:スカラ座
クラシックの基礎知識:サクソフォン/テューバ

(11)ヘンデル「水上の音楽」―バロック名曲集

クラシック・イン11号は、バロック音楽の特集。バロック音楽とは簡単にいって、今日でいう「クラシック音楽」が生まれた時代のさらに前、16世紀末から17世紀ごろの音楽のことです。

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1曲あたりの演奏時間は短く、たくさんの曲が収録されています。

ヘンデル 「水上の音楽」より
アルビノーニ 弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調
パッヘルベル カノン ニ長調
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」より「シバの女王の入城」
ヘンデル:ハープ協奏曲 変ロ長調 作品4-6より 第1楽章
シャルパンティエ:「テ・デウム」ニ長調より 前奏曲
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
マルチェルロ:オーボエ協奏曲 ニ短調
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ・コーラス」

「名曲集」と謳っているだけあり、今でもよくかかる曲が多いです。パッヘルベルのカノンなどは、多くの方にとって耳になじんだ曲でしょう。バロック音楽はやわらかい曲が多くて個人的にも好きです。

その他のコーナーは、
特集:「バロック」の響き
作曲家ガイド:ジョージ・フレデリック・ヘンデル
音楽の名所:ロイヤル・オペラ・ハウス
クラシックの基礎知識:トランペット

(10)モーツァルト 交響曲第40番&第41番「ジュピター」

クラシック・イン10号は、モーツァルトの超メジャーな交響曲ばかりを収録。あ、これも知ってる、これも聴いたことがある、と思っていたら1枚聴き終わってしまいました。

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収録曲はこちら。
モーツァルト 交響曲第40番 ト短調 K550
モーツァルト 交響曲第41番 ハ長調 K551「ジュピター」
モーツァルト 交響曲第25番 ト短調 K183より 第1楽章

その他のコーナーは、
特集:ウィーン時代のモーツァルト
作曲家ガイド:モーツァルト(3)
音楽の名所:ウィーン国立歌劇場
クラシックの基礎知識:ホルン

(9)チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」、「1812年」序曲

クラシック・イン9号は、チャイコフスキーの管弦楽曲堪能セットです。

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交響曲第6番「悲愴」は、「のだめカンタービレ」5巻の特別編で、千秋が父親からレッスンを受けた曲。「チャイコフスキーの秘密と謎が隠されている」という曲です。チャイコフスキーはこの曲の初演から9日後に死亡しますが、この曲の解説の多くは、その死の謎に言及しています。一説には同性愛のもつれが原因である、という分析もあるそうですが、本誌では、特に同性愛説には触れていません。

本誌で細かく解説されているのは、その標題について。ロシア語では「パテティーチェスカヤ」というこの曲の標題は、「情熱的な」、「強い感情に満ちた」といった意味で、「悲愴」という意味はありません。一方でフランス語の「パテティーク」(スコアの最初のページにこの単語が書かれていた)には「感動させる」、「悲壮な」といった意味合いがあるそうで、フランス語にも通じていたチャイコフスキーは、この両方の言葉に共通する意味をこめて名づけたのかもしれない、としています。

もう1曲の「1812年」序曲もたいへん有名な曲で、聴いてみれば、旋律に聞き覚えがあるという方も多いと思います。いくつかの映画でも使われ、また、おそらくテレビ番組やCMで使われていることもあると思います。

調べていたら、こんなページを見つけました。
映画に使われたクラシック音楽 チャイコフスキー
「悲愴」も、「1812年」序曲も、ともに多くの作品で使われていますね。

恋人たちの曲 悲愴」という、チャイコフスキーの生涯を描いた映画があるそうです。この中では上記2曲を含めてチャイコフスキーの曲がふんだんに使われているそうで、どこかで見つけたら、ぜひ観てみたいものです。

収録曲はこちら。
チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 op.74
チャイコフスキー 「1812年」序曲 op.49

ウラジミール・フェドセーエフ指揮、モスクワ放送交響楽団の演奏と、ロシア尽くしでの演奏。よい演奏だと思います。


その他のコーナーは、
特集:ロシアの西欧化の中で――チャイコフスキーが学んだもの
作曲家ガイド:チャイコフスキー(2)
音楽の名所:マリインスキー劇場
クラシックの基礎知識:ファゴット

(8)メンデルスゾーン、ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

クラシック・イン8号はメンデルスゾーンとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲です。

「のだめカンタービレ」ファン的には見どころがないのですが、名曲であることは間違いありません。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の有名な出だしは、おそらくどこかで聞いた覚えがあるはずです。

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本誌の薀蓄がなかなか濃いです。三大ヴァイオリン協奏曲(本誌CD収録のメンデルスゾーン、ベートーヴェン、そしてブラームス。えっ、チャイコフスキーじゃないの?)について、「協奏曲」の定義について(ラテン語の「Concerto」は「闘争する、論争する」の意。これがイタリア語になると「調和する、一致する」に転じる)、クラリネットのB♭管、A管、C管のことなど、クラシックへの理解を深めるためにはぜひ仕入れておきたいことが載っています。


収録曲はこちら。
ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64

その他のコーナーは、
特集:ライプツィヒとメンデルスゾーン
作曲家ガイド:メンデルスゾーン
音楽の名所:コンセルトヘボウ
クラシックの基礎知識:クラリネット

(7)ドヴォルザーク1 交響曲第9番「新世界より」&スラヴ舞曲

クラシック・イン7号はドヴォルザークです。非常に有名な「新世界より」と、スラヴ舞曲全16曲の中から4曲、そしてスメタナのこちらも有名な「モルダウ」を収録。「モル~ダウ~の流れ~ら~ららら~」という詩はいま私が勝手につけましたが、そんな感じの曲は、きっと聞き覚えがあるはずです。

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演奏はいずれもチェコ・ナショナル交響楽団。軽やかな演奏だな、という印象を受けました。チェコの作曲家の曲をチェコのオーケストラで演奏、ということで、ひとつの「お手本」的なCDとして聴いていいと思います。

収録曲はこちら。
ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」
スメタナ 連作交響詩「わが祖国」より 第2曲「モルダウ」
ドヴォルザーク スラヴ舞曲第1番 ハ長調 op.46-1
ドヴォルザーク スラヴ舞曲第3番 変イ長調 op.46-3
ドヴォルザーク スラヴ舞曲第8番 ト短調 op.46-8
ドヴォルザーク スラヴ舞曲第10番 ホ短調 op.72-2

その他のコーナーは、
特集:アメリカのドヴォルザーク
作曲家ガイド:ドヴォルザーク
音楽の名所:リンカーン・センター メトロポリタン歌劇場
クラシックの基礎知識:オーボエ

(6)モーツァルト2 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」─やすらぎの名曲集

クラシック・イン6号は、モーツァルト第2弾。特集は「モーツァルトをめぐる女性たち」。モーツァルトと関係する女性のほか、女性を描いたオペラにも言及しており、「のだめカンタービレ」5巻で彩子が絶叫したオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」の上演風景も載っています。

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収録曲は、
ディヴェルティメント ニ長調 K136
ディヴェルティメント第17番 K334より 第1楽章:アレグロ/第3楽章:メヌエットI
セレナード第6番 K239「セレナータ・ノットゥルナ」
フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K285より 第1楽章:アレグロ
クラリネット五重奏曲 イ長調 K581より 第2楽章
セレナード第13番 K525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

全体的に、オーケストラではなく小編成で演奏する、おだやかでモーツァルトらしい甘い感じの曲が続きます。中でも「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は非常に有名で、きっと、どこかで聞いたことがあるはずです。

なお、「ディヴェルティメント」は「嬉遊曲(きゆうきょく)」ともいい、比較的短い4~8曲程度で構成される器楽曲。「セレナード」は「小夜曲(さよきょく)」ともいい、恋人の住む部屋の窓辺でうたう愛の歌のイメージで、夜の戸外で演奏されることが多いそうです。

その他のコーナーは、
特集:モーツァルトをめぐる女性たち
CDを楽しむ:上記の収録曲
作曲家ガイド:モーツァルト 1756~91
音楽の名所:サン・カルロ歌劇場
クラシックの基礎知識:フルート

(5)チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲&ピアノ協奏曲第1番

困った困った、どこのオンライン書店でも、クラシック・インを扱っていません。巻が進むごとに入手困難になることが予想されますが、最終巻まで定期購読するつもりなら、小学館のクラシック・イン公式サイトから通信販売を利用するのが最も確実です。

特典として、4月末日までに定期購読を申し込むと「クラシック・イン収録の335曲の中からさらに100曲をえりすぐったオリジナルCD『名曲カタログ100』」がもらえるそうです。どうせ全巻買うんだから、そこから選りすぐったCDなんかいらない気がしてならんのですが……。

単発で買う場合は、この公式サイトの先から([定期購読のお申込]-「1冊ごとにカードでお支払いいただく“S-Cargo”」利用)申し込むこともできますが、1冊ごとに50円の手数料がかかるそうです。それなら、近所の書店に取り寄せを頼む方が良い気がします。

 

さて、第5巻はチャイコフスキーです。

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収録曲はこの2曲。
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23

ヴァイオリン協奏曲は、「のだめカンタービレ」11巻で千秋が指揮した曲です。ソロは、1990にチャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門で最年少優勝した諏訪内晶子(すわない あきこ)さん。聴いた感じ、ちょっと硬質な演奏でした。こちらで紹介している五嶋みどりさんのソロの演奏の方が、音がやわらかく、より“くねくね”だと思います。

ピアノ協奏曲第1番は、何かのCMで何度も聞いた記憶がありました。ヴァイオリン協奏曲と続けて聴くと、なるほど、チャイコフスキーの作風とはこんな感じなんだな、といった感想でした。雄大で、ロマンチックな旋律が特徴ですね。

その他のコーナーは、
特集:チャイコフスキー国際コンクールの軌跡
CDを楽しむ:チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲第1番
作曲家ガイド:チャイコフスキー
音楽の名所:カーネギー・ホール
クラシックの基礎知識:コントラバス

「のだめ」8巻p.154で、のだめがドビュッシーの話と勘違いした「パトロンのナデジタ」も載っています。「チャイコフスキーの後援者として知られる(中略)若きドビュッシーも彼女の家庭ピアニストとして雇われていたことがある」とか。

全体的に、クラシックに興味のあるのだめファンには、かなりおすすめできる内容です。大きな本屋などで見つけたら、買ってみても損はないと思いますよ。

(4)ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」、第6番「田園」

クラシック・イン第4巻にして、ようやくベートーヴェン。テレビCMにまで使っておきながら4巻まで出さないとは。しかし、クラシック・イン初の交響曲の収録であり、1巻のモーツァルトが微妙な選曲であったのに対して、ベートーヴェンは代表曲をばりっと持ってきました。

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収録曲はこの2曲
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 op.67
交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 op.68
演奏はちょっとおとなしいかな、という印象を受けたのですが、単に音量を抑えていたからかも。でもやっぱり、第5番は音楽の授業を思い出すなあ……。

ブックレットのほうでは、ベートーヴェンは新しいもの好きだった、という話が初耳でした。ピアノの改良にあわせて音域の変わった曲があったり、現代には残っていない楽器のために作られた曲もあったとか。

内容は、
特集:ベートーヴェン
CDを楽しむ:ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」、第6番「田園」
作曲家ガイド:ベートーヴェン
音楽の名所:ウィーン楽友協会ホール
クラシックの基礎知識:ヴィオラ

「のだめカンタービレ」7巻p.25で1コマ出てくる「ヒンミテッドのヴィオラ協奏曲」の話もチラリと出ます。

(3)リスト / ショパン ― フジ子・ヘミング名演集

クラシック・イン 第3巻はフジ子・ヘミングによるリストとショパンの曲。前2号に比べると急に地味ですね。

フジ子・ヘミングという人の名前だけは知っていましたが、演奏を聴いたこともなければ人となりに関する情報にも触れたことはありませんでした。聴力を失ったピアニスト(現在は少し回復しているそう)なのですね。

順調な人生を狂わせる不幸がフジ子を襲う。 リサイタル直前に風邪が原因で両耳が全く聞こえなくなり、その後の演奏会はすべてキャンセルを余儀なくされ、次第に音楽界から忘れ去られていった。2年間ほど全く聞こえなかった耳は、現在、左だけが40%回復している。

フジ子・ヘミング Official Siteより

本がたくさん出ています。

フジ子・ヘミング 運命の力 フジ子・ヘミング―魂のピアニスト フジ子・ヘミング―ピアノのある部屋から


さてさて、今回のCD収録曲は、

リスト:パガニーニによる大練習曲 S141-3「ラ・カンパネラ」
リスト:伝説 S175-1「小鳥に説教するアッシジの聖フランシス」
リスト:詩的で宗教的な調べ S173-7「葬送曲」
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調 S244-2
ショパン:エチュード第1番 変イ長調 作品25-1「エオリアン・ハープ」
ショパン:エチュード第7番 嬰ハ短調 作品25-7
ショパン:プレリュード ト長調 作品28-3
ショパン:プレリュード イ長調 作品28-7
ショパン:プレリュード ロ長調 作品28-11

のだめカンタービレ」に出てくるショパンのエチュードは10-4(マラドーナ・ピアノコンクール第二次予選でのだめが演奏)、プレリュードは28-21(9巻、のだめの実家で千秋が演奏)なので、収録されていません。

この中で、プレリュードの28-7は、皆さん聞き覚えがあるでしょう。ずっと昔から大田胃散のCMに使われている曲です。


本の内容は、
特集格:フジ子・ヘミング
CDを楽しむ:リスト、ショパン
作曲家ガイド:リスト
音楽の名所:サントリーホール
クラシックの基礎知識:チェロ

(2)ヴィヴァルディ 「四季」、「調和と霊感」、2つのマンドリンのための協奏曲

「クラシック・イン」第2巻は、ヴィヴァルディの特集です。

CDつきマガジン クラシック・イン 第2巻 ヴィヴァルディ 12cmCDつき [雑誌]

小学館 (2005/02/08)
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ヴィヴァルディは「のだめカンタービレ」には今のところ登場していない作曲家で、「四季」はあまりに有名すぎるので、これからも演奏される機会はない(チョイ役的に登場することはあっても)ような予感がしています。

が、それにしても有名な曲ですから、980円で買えるなら1枚買っておくのもいいと思います。


収録曲は、
・協奏曲集「四季」 op.8
・合奏協奏曲集「調和と霊感」 op.3より
  独奏ヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲
  4つのヴァイオリン、チェロ、弦楽合奏のための協奏曲
・2つのマンドリンのための協奏曲 ト長調 RV532

「四季」はおいておいて、「2つのマンドリンのための協奏曲」がおもしろいです。

225149m.jpgマンドリンはこんな(←)形の楽器で、このCDで聴くとウクレレに似た音がします。

雑誌の方の解説によると、マンドリンは、17世紀にはオペラのアリアを伴奏するためによく用いられたそうです。「クラシック」は主に18~19世紀の音楽を指しますから、やはりクラシックの楽器としては珍しいのでしょう。

雑誌はヴィヴァルディの生涯と、ヴィヴァルディの生まれたヴェネツィアについて。「クラシックの基礎知識」はヴァイオリンの解説です。

(1)モーツァルト ピアノ協奏曲20番、26番「戴冠式」、トルコ行進曲

クラシック・イン第1号はモーツァルトの特集(全5回の1回目)。モーツァルトを聴くことで頭がよくなる、免疫力が上がる、トマトの糖度が高くなるといった「モーツァルト効果」について3ページ、対して、モーツァルト生誕から13歳までの略歴については1ページで語られています。

35年というモーツァルトの短い生涯の1/3を既に1ページで語りきってしまっていることに若干の何かを感じないでもありませんが、とにかく癒しの曲がたっぷり入っているCDで癒されましょう。

CDつきマガジン クラシック・イン 第1巻 モーツァルト (1) 12cmCDつき [雑誌]

小学館 (2005/01/25)
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おすすめ度の平均: 4.5
4 家族で楽しく
5 お買い得!

収録曲は、

ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K466
ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K537「戴冠式」
トルコ行進曲 ピアノ・ソナタ第11番 K331より

の3曲、7トラック。聴きどころの解説もバッチリで、なぜピアノ協奏曲26番が「戴冠式」なのか(レオポルド2世の戴冠式のために訪れたフランクフト・アム・マインでの演奏会で演奏したから)、「トルコ行進曲」の由来(トルコ風の響きを取り入れてみたから)といったことも分かります。

全体的に写真が大きく使われていて、ヨーロッパの風景を眺めながら音楽が楽しめるのもいいですね。

モーツァルトのピアノ協奏曲20番+26番のCDだと、例えばこんなものもあるわけですが。これで1,529円であることを考えると、やっぱりこのシリーズは大変にお買い得です。

モーツァルト:ピアノ協奏曲20
内田光子 テイト(ジェフリー) イギリス室内管弦楽団 モーツァルト
ユニバーサルクラシック (1996/06/05)
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