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のだめカンタービレ
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のだめカンタービレ 23巻 あらすじ・感想・登場曲
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あらすじ
旅からパリのアパルトマンに戻ったのだめは、作曲するヤドヴィと意気投合する。一方、千秋は突然のブラジル公演を経て帰仏。そこで見たのは、託児所状態になっていたアパルトマンと、のだめの姿だった......。
感想
終わった終わった。終わってしまいました。
もっとたっぷりこってりと続きを読みたかったなあ、という気持ちもあります。が、きれいにサラリと終わってよかったなあ、とも思っています。1:3ぐらいの割合で後者なのですが、うーんでもなー......という感じです。
千秋と千秋父とのやりとりは、なんか分かるなあという気持ちで読みました。そして、最後ののだめと千秋の演奏。コンチェルトでなくて、こう来たのかぁ、という感じ。
2人が何かしら今以上の結果を出すのは少なくともこの数年後で、ここまでのストーリーのようなことを繰り返して今後も続いていきますよ、といったことなんだろうなあと想像しています。千秋と千秋父の関係なんて、今後数十年単位で変わっていくことなのでしょう。
番外編をどういう気持ちで読むべきか、というところで今は迷っています。
登場する曲
p.31 誰か故郷を想はざる(古賀政男作曲)
古賀先生...?
大川の実家からの留守電メッセージを聞きと、日本のみんなからのFAXを眺めて"ホタルの墓"化したのだめの心の中で流れた(?)曲。「誰か故郷を想はざる」とは、「誰が故郷を思わないものか」ということで、故郷を思っているんですね。家族の声を聞いて里心がついた、というところでしょうか。
p.43 野田恵 おなら体操
わぁ~~♪
なにそれ~
へんなのー
のだめが部屋で沈んでいたところ突如聞こえてきたのは、ヤドヴィの太鼓の音。曲を作っていたというヤドヴィに、のだめも自作の曲を披露しました。
DVDつきのCDになっているんですよね。詳しくはこちらを→上野樹里「おなら体操」DVDつき
p.44 野田恵 もじゃもじゃ組曲
紙芝居......
おもしろそーう
興が乗ってもう1曲。「もじゃもじゃ組曲」の第1曲が、この「『のだめカンタービレ』マングース・ボックス」に収録されています。
p.45 ヤドヴィ ハラヘッタちゃん物語
わたしも作ってみたーい
アフリカ風!?
のだめに触発されて、ヤドヴィが即興で作曲した曲。
p.67 ダリウス・ミヨー スカラムーシュ(サクソフォンと管弦楽のための組曲)
サックスもいいけど
指揮者もいいじゃん
エリーゼの指令によってブラジルに行った千秋が指揮した曲。ダリウス・ミヨーは南フランス出身の作曲家で、ブラジルに滞在した時にこの曲を作ったそうです。
「スカラムーシュ」とは、昔のイタリア喜劇に登場する道化役の名前で「空威張りする臆病者」といったニュアンスの言葉。ミヨーはこの曲を最初2台のピアノ用に作曲し、サックスと管弦楽、クラリネットと管弦楽用のアレンジも行ったとのこと。ラテンの空気を感じる明るい曲です。YouTubeに演奏しているムービーがあったのでリンクしておきます(アカウントから察するに、指揮者の方がアップしているようです)
YouTube - Milhaud - Scaramouche - Maestro Jorge Lisbôa Antunes
p.89 シューマン 子供の情景
のだめちゃん!
次は「鬼ごっこ」!
この「鬼ごっこ」弾いて!
託児所状態ののだめが子どもたちの前で弾いた曲。シューマンの「子供の情景」は全13曲からなる組曲で、第5曲が「十分幸せ」、第3曲が「鬼ごっこ」です。第7曲の「トロイメライ」が特に有名ですね。
p.97 野田恵 納豆巻きの歌
ごはんに海苔に納豆という
日本の3大国民食を組み合わせた
最強の食べ物です♥
のだめが楽譜を書いて、ヤドヴィに入力(作曲ソフト?)してもらった曲。
p.99 ヤドヴィ 嘘つきシャルロッテ(仏題) 和訳:のだめ
ナンチャッテ シャルロッテ~
ハミガキ!
シタシタ♪
続いて、ヤドヴィが作っていた曲。
p.105 ベートーヴェン ピアノソナタ第31番
それでも
オレは やっぱり
何度でもあいつをあの舞台につれて行きたいと
思うんだ
「やる時はやるんデスヨ」と言ってのだめが弾いた曲。以前にオクレール先生から出されていた宿題のうちの1曲です。
p.124 モーツァルト 2台のピアノのためのソナタ
本当にあの時とは違う
でも
絶対合わせてみせる!!
「たった2小節で間違えるなーー!!」から、思えば遠くまで来たもんだと......。
1巻(特にp.94)と合わせて読みたい場面です。
のだめカンタービレ22巻 あらすじ・登場曲
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あらすじ
シュトレーゼマンに誘われるままに、のだめはロンドンでデビュー。そして、その後、失踪する。
感想
発売日には読んでいたのですが、忙しくて書けませんでした......。
はてさて、どうなってしまうのでしょうか? コンセルヴァトワールに入ったのだめが遠回りとも思える学び方をしていることについて、オクレール先生から端的な説明があります。しかし個人的には、端的すぎていまひとつ腑に落ちない感じがしています。
オクレール先生が目指していた所に行くためには何が必要で、何をするべきだったのか、これから示されていくのでしょうか......。そして、抜け殻気味の千秋はどうやって自分を取り戻すのでしょうか。もうすぐ完結が近いと見られますが、何がどうなって終わるのか、という意味でもよく分からなくなってきました。次号は11月とのこと、気がつけばもう少しですね。
登場する曲
P.18 ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
「浪漫的」で「静穏」......
「なかば憂鬱な気持ち」と
「美しい月明かりの恋」
「楽しい無数の追憶」
22巻の半分以上はこの曲のシーンだという、大変な扱いの曲です。私は「Arthur Rubinstein on Radio in The Golden Thirties (1931-1937) 」というCDで初めてこの曲を聴きました。モノラルで録音も古く音質としては決して良くないのですが、それが特殊な雰囲気を出していて、「追憶の中の光景」といった味わいがあります。Amazonで見ると、すごいプレミア価格が付いていますね......。
上に紹介したCDは、同じアルトゥール・ルービンシュタインの演奏によるもの。しかし録音時期は別のようです。
シュトレーゼマンのロンドン公演 1曲目。CDはモーツァルトの序曲集です。
シュトレーゼマンのロンドン公演での、ショパンを挟んだ3曲目。この選曲の理由は何なのかなあと思って少し調べてみたのですが、よく分かりませんでした。「交響曲第4番 (ブラームス) - Wikipedia」によると発表当初は賛否両論あったようなことが書かれていますが、それの関連(のだめの演奏についての否定的な批評もあったこと)という感じでもなさそう......。特に深く考える必要もないのかもしれませんが、ちょっと気になっています。
のだめカンタービレ21巻 あらすじ・登場曲
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あらすじ
孫Ruiの指名により、千秋とRuiによるラヴェル ピアノ協奏曲の公演が実現。Ruiのピアノを聴いて千秋は、自分がやりたかった演奏そのものであることに驚く。
そして公演。Ruiの演奏は自分のやりたいものとは違う、と信じていたのだめだが……。
感想(とてもネタバレ)
しかしまあ、以前のボロ・ボレロのときといい今回のラヴェルといい、Ruiってどこまでのだめにとって最悪のタイミングで現れるお邪魔虫なんでしょうか! いずれも狙ってのだめに嫌がらせをしているわけではないようですが、大いなる伏線……?
「結婚してくだサイ」というのだめを置いて千秋が向かったのは、ヴィエラ先生のオペラ「ファウスト」のリハーサル。ちょこっと調べただけですが、自分の人生を捧げた学問が無意味であったと嘆くファウスト博士のもとに悪魔メフィストフェレスが訪れ、ファイストはこの悪魔と契約する、というお話です。
ベートーヴェンの「嘆きの歌」に乗せて、フランスまで来て音楽を勉強しても無駄だったと嘆くのだめに、手を差し出す悪魔シュトレーゼマン。でも一方で、老いたシュトレーゼマンが無名のいち音大生に過ぎないのだめと共演というのも、なかなか悪魔的な取引のように思えます。
どちらにしても、シュトレーゼマンとのだめがピアノ協奏曲をやって見事に成功したとして、あんまりその先が見えない気がするんですよね。そこにオクレール先生や千秋なんかも絡んでいくのでしょうか???
もうひとつ、「音楽と愛」……というと変にポエム的ですが、音楽の道を究めることと、幸せな普通の生活を掴むこととのバランス、そこでの葛藤みたいなテーマも見えてきているのかな、と思いました。
後者を捨てて音楽の道を究めてしまったのが千秋父であり、シュトレーゼマンもそのクチと言えるかもしれません。Ruiは千秋の彼女はのだめと認めて一線を引こうとしているものの、のだめは音楽の面が不安で不安で、恋愛の面での安心が欲しくての「結婚してくだサイ」みたいな感じだったのかなと……。のだめには小さな頃のイヤな記憶もあるわけで、愛(というか普通の幸せ)に背を向けて音楽の道を突き進む、という生き方が嫌なんじゃないかと思いました。
登場する曲
P.12 モーツァルト 交響曲第31番「パリ」
ルー・マルレ オーケストラ4月の定期公演で演奏された曲。自信の感じられるオケの表情、そして穏やかな観客の表情が印象的です。
このCDの指揮者であるオットー・クレンペラーは遅いテンポで重厚に音楽の構築性を表現するスタイルが特徴だそうで、千秋のスタイルと似ているのかもしれません。
遠い空の下
高い岩山を着る厚い雲の向こう
歩いても 歩いても 逃げていく
この曲は21巻を通じてのだめが練習していきますが、初出はここのページ。上に引用したような第3楽章の情景に対し、のだめの演奏は「まだ活気のある歩調だね」とオクレール先生が指摘します。その活気は後ほどすっかり奪われてしまう感じになるわけですが…。
まだきっちり固めた演奏じゃないけど
その状態で聴いてほしいの
こちらの曲も21巻で何度も登場しますが、初出はこちら。Ruiの演奏を聴いて千秋が驚く場面です。
こちらのフランソワ・サンソンのCDは未聴なのですが、ジャジーでおもしろい演奏だそうなので紹介します。他のディスクとしては、「バーンスタインの弾き振りDVD」が大変良かったです。
P.45 ビヴァリー・ケニー(歌)/ヴィンセント・ユーマンス(作曲)「Tea for Two(二人でお茶を)」
パパはジャズもやってるの
時々ママに隠れてわたしと一緒に演奏してくれたり……
一度だけパパのライヴで弾いたことあるのよ!
一曲だけだけどね
Ruiが一曲だけパパのライブで弾いたことがあるという曲。もともと「ノウ・ノウ・ナネット」という舞台劇のテーマ曲で、この曲があまりにも有名になったため、映画のタイトルも「二人でお茶を」になったのだとか。
映画について、歌手ビヴァリー・ケニーについてなどは深く追ってみると面白そうなのですが(のだめのストーリーに何かが投影されているわけではなさそうですが)、ちょっとネットで調べただけではよく分かりませんでした。また後ほど……。
挑戦的なプログラム
いいことだ
Ruiとの共演ってだけじゃなく 千秋くんのチャンスでもあるんだから!
Ruiと共演するステージで、千秋とウィルトール・オケが演奏した曲その1。黛敏郎は20世紀の日本を代表する作曲家で、1997年に逝去するまで「題名のない音楽会」の司会を務められていたそうです。
Ruiと共演するステージで、千秋とウィルトール・オケが演奏した曲その2。非常に有名な曲です。
このCDでは、カラヤン指揮/ベルリン・フィルのラヴェルによる管弦楽版と、ラザール・ベルマンによるピアノ版で全曲が収録されています。
“地獄なんてたいしたことはない”
“たかがしれている”
のだめの「結婚してくだサイ」を軽くいなした千秋が参加した、ヴィエラ先生のリハーサルで歌われている曲。
グノーはフランスの作曲家で、ゲーテの「ファウスト」を元にこのオペラを作りました。ここで紹介しているのはCDでなくDVDです。
のだめカンタービレ20巻 あらすじ・登場曲
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あらすじ(多少ネタバレ)
カントナ国際コンクール。清良はヴァイオリン部門、ターニャはピアノ部門で二次予選に進出。峰はこっそり清良の応援に、千秋や黒木、アパルトマンの面々はターニャの応援に行く。ピアノ部門本選を見学に行ったのだめは、そこで「絶対に先輩(千秋)とやりたい」という曲を見つけて、やる気まんまんで帰ってくるのだが……。
感想(とてもネタバレ)
大きな大きな壁が見え、同時に「音楽」の新しい楽しみ方も見えた巻でした。
日本では1位が当然で、しかも留学して2年も頑張った清良がやっと3位だったり(ちなみに、9000ユーロは140万円ちょっとになります)、リサイタルも大盛況で、実力的には既に完成された音楽家なんだと(素人な私が)勘違いしていたのだめが、実はまだまだ力不足であることが示されたりと、「のだめ」の主要キャラたちは、まだまだ決して頂点を極めていない、というということが明示されました。これは同時に、さらに成長する余地があるよ、ということが明確に見えたということでもあると思うのですが。ところで瀬川悠人はいったい何位だったんでしょうか? けっこう重要な伏線のような気がします。
一方で、R☆Sオケに知り合った指揮者を紹介する千秋とか、パリにいて「日本」を意識した会話の中から世界を股にかけて活躍するみんなの姿が見えてくるところとか、のだめと千秋の合宿とか、ムッシュ長田の意味ありげな独り言とか、「新しい何か」を感じさせる要素も多かった。黒木くんの不器用さもいい感じでした。
また今回は、大物の曲がバンバン登場しました。ラヴェルのピアノ協奏曲なんかは、以前から「ぜひ出してほしい」というリクエストが多い曲だったと思いますから、とっておきの1曲になりそうな雰囲気です。そして、楽曲の解説が多かったのは、読者に新しい形で音楽を意識してほしいという意図もあるのかな、と思いました。ベートーヴェンとかショパンとか、改めてじっくり聴き込んでみたいと思います。
登場する曲
清良も
このコンクールに
賭けてる――
カントナ国際コンクール ヴァイオリン部門の二次予選で清良が弾いた曲。峰がこっそり見守っています。
五嶋みどりさんのCDで。ピアノはロバート・マクドナルドさんでエルガーの ヴァイオリンソナタと同じコンビです。
大丈夫
自信持って弾いてる!
カントナ国際コンクール ピアノ部門の二次予選でターニャが弾いた曲その1。ユンロン、千秋、黒木くんが見守っています。
ショパンの曲にはキラキラした曲やにぎやかな曲も多いのに、この曲は「木枯らし」という標題がぴったりの陰鬱な曲です。ドビュッシーとシューマンは聴いたことがありませんが、「変にターニャにはまりすぎた(ユンロン談)」というイメージがなんとなく浮かびます。この曲がコンクールに挑む前のターニャの心境で、のだめの音に憧れてのドビュッシー、そして「わたしにあるのは音楽だけ」という心の叫びの篭もったシューマン、みたいな。ストレート過ぎるかな……。
p.14 ドビュッシー 12の練習曲第11番「組み合わされたアルペッジョのための練習曲」
のだめの
あの
音の粒。
わたしも
あんなふうに――
カントナ国際コンクール ピアノ部門の二次予選でターニャが弾いた曲その2。
ロシア人であるアナトリー・ヴェデルニコフの演奏で。
今、わたしに
あるのは
音楽だけ――
カントナ国際コンクール ピアノ部門の二次予選でターニャが弾いた曲その3。
こちらもロシア人であるエレーヌ・グリモーの演奏で。
こちらも参考にどうぞ:クライスレリアーナ - Wikipedia
わたしも十分……
彼の所へ
帰りたい
――
カントナ国際コンクール ヴァイオリン部門の本選で清良が弾いた曲。可愛がっていたマノン(マーラーの未亡人の娘)の夭逝を受けて書かれたと言われ、「ある天使」とはマノンのこと。ベルクの天使との想いでが、峰の中では2年も離ればなれだった清良との思いでと重なったのでしょうか。
こちらも参考にどうぞ:ヴァイオリン協奏曲 (ベルク) - Wikipedia
“のだめちゃん
音楽に正面から向き合わないと
本当に心から楽しめませんよ”
のだめとフランクが見学に行ったカントナ国際コンクール ピアノ部門本選でロシア人ピアニストが演奏していた曲。
このCDは2008年の1月に発売になった、新しい(同音源のCDは以前にもあったようですが)CDです。リーリャ・ジルベルシュテインさんはロシアの女性ピアニスト。
こちらもどうぞ:ラフマニノフ
のだめ、絶対あの曲を
先輩とやりたいです!!
のだめとフランクが見学に行ったカントナ国際コンクール ピアノ部門本選で演奏された曲。のだめはこれを聴いてウキウキ。しかし……。
「のだめ」の大きなキーとなりそうな曲ですね。以前にどこかの図書館でアリシア・デ・ラローチャのCDを聴いたことがありましたが、今は入手困難なようです。どれがおすすめなのか分かりませんが、とりあえず、価格が手ごろで、私も名前を知っている知っているマルタ・アルゲリッチで。
こちらも参考にどうぞ:ピアノ協奏曲 (ラヴェル) - Wikipedia
こうして
ずっとそばで見てると
改めて……
すっげー集中力
のだめがオクレール先生から出されている課題その1。
こちらも参考にどうぞ:ピアノソナタ第3番 (ショパン) - Wikipedia
え……
千秋、行かないの? イタリア
のだめの特訓に付き合うため、千秋はイタリア行きをキャンセル。「リゴレット」はイタリア人オペラ作曲であるジェゼッペ・ヴェルディの代表作のひとつで、ヴィエラ先生が指揮するものだと思われます。
全部を演じると約2時間になるそうです。こちらのCDは「リゴレット」の一部のほか、ヴェルディの代表的なオペラを収録しています。
こちらも参考にどうぞ:リゴレット - Wikipedia
またこんな大曲を……
立て続けにやるのかよ
のだめがオクレール先生から出されている課題その2。
ベートーヴェンの後期三大ピアノソナタという第30、31、32番を収録しているCDから、ベートーヴェンの演奏に評価が高かったというルドルフ・ゼルキンのCDを選んでみました。
こちらも参考にどうぞ:ピアノソナタ第31番 (ベートーヴェン) - Wikipedia
のだめカンタービレ 19巻 あらすじ 登場曲
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あらすじ(多少ネタバレ)
ヴィエラと出会った千秋は、たびたびイタリアへ。サルヴァトーレ・リッピ(18巻にて訃報が流れる)の追悼公演でヴィエラはマーラーの交響曲第2番「復活」を指揮し、千秋とのだめはそれを観る。一方でシュトレーゼマンはリッピ死去のショックから立ち直れず……。カントナ国際コンクールが始まり、コンクール参加のために清良が久しぶりに登場。そして、清良のコンクールを見守るために、峰もフランスへ。
感想
千秋とのだめが抱えている課題(千秋の父・雅之のこと、のだめのピアノのことetc.)がほとんど進展せず、アパルトマンの面々やジャン、清良、黒木くんたちの群像劇といった感じですね。みんながこれからについて何かしら方向性を決めた後で、のだめ&千秋のストーリーが一気に動くのでしょうか……。巧みな焦らしプレイのような、嵐の前の何かのような味わいでした。
今回、黒木くんのエピソードが特に印象的でした。R☆Sオケ時代には禁欲的なキャラクターで「武士」だった彼ですが、16巻の時といい、今回の恩師の娘への態度といい、人のよさ、義理堅さが出ていて、とても好感度アップです。幸せになってほしい……相手がターニャでいいのか謎ですが。
登場する曲
O glau-be Mein Herz―
ぎゃぼ!
また、歌……
マーラーの2番……
知らねーの?
サルヴァトーレ・リッピの追悼公演でヴィエラが指揮した曲。ヴィエラに誘われたリハーサルでこの曲を聴いた千秋は、夜、のだめのベッドで歌う。
全5楽章からなり、第4、第5楽章には声楽がつき、全部で約80分になるという大曲。浅学ゆえ間違っているかもしれませんが、千秋の歌った歌詞は「私が抱いているもの(受胎した我が子)を信じます」といった意味になると思います。そして、その後のだめが「産気づきました」と。
CDが多数ある中から、買いやすい価格で人気の高い(Amazonのランキングによる)CDを選んでみました。指揮はイスラエル人指揮者 エリアフ・インバル。
指揮をします!!
千秋先輩のマネで――
「ニャン、ニャン」でベートーヴェンの交響曲第3番を演奏するのだめ。どんな曲がご存知ない方はこちらのムービーを見て、「ニャン!」、「ニャン!」と口ずさんでみてください。
こちらもAmazonランキングを参考に、お手頃価格で人気の高いものを選んでみました。指揮はチェコ人のクーベリック・ラファエル。
前のコンクールでも一緒だった西岡くん
よりによって一番目に演奏だなんて、ついてなーい
カントナ国際コンクール ヴァイオリン部門の一次予選で、1番目の演奏者である西岡くんが弾いた曲。日本の若きヴァイオリニストということで五嶋龍さんで。
こんなところじゃ
つまずけない!!
カントナ国際コンクール ヴァイオリン部門の一次予選で、2番目の演奏者である清良が弾いた曲。
p.167 バッハ 平均律クラヴィーア 第1巻22番 変ロ短調
ターニャ……
ロシアの雪が見えるよ
カントナ国際コンクール ピアノ部門の一次予選で、ターニャが弾いた曲その1。
バッハの平均律クラヴィーア曲集はなかなか手頃なCDがなかったのですが、こちらは人気の高いリヒテルの演奏で、第1、2巻の全48曲を収録して、それなりに手頃なお値段になっています。
ターニャ……
相変わらず濃いよ……
ターニャが弾いた曲その2。どちらもコメントはフランツ。
ポーランドの女性ピアニスト ハリーナ・チェルニー・ステファンスカのCDです。
p.174 バッハ 平均律クラヴィーア 第2巻4番 嬰ハ短調
あのデリカシーのない連中が、
いつも僕の演奏を聴いている。
だから僕は――
カントナ国際コンクール ピアノ部門の一次予選(2日目)で、ユンロンが弾いた曲その1。
p.175 ベートーヴェン ソナタ第17番「テンペスト」第1楽章
ユンロンが弾いた曲その2。その1をうまく仕上げた勢いで、一気に弾ききります。
人気曲なのでCDも多くありますが、ここではピアノ協奏曲第5番「皇帝」とカップリングされたCDを選んでみました。ピアノはフリードリヒ・グルダ。
あと一曲……
なんだっけ
ユンロンが弾いた曲その3。そして……。
中国人ピアニスト ユンディ・リのCDを選んでみました。
のだめカンタービレ 18巻 あらすじ 登場曲
あらすじ
千秋は三善のアパルトマンから引っ越す。一方、のだめは、サン・マロのリサイタルで知り合ったランベールの依頼を受け、初めてのサロンコンサートが決まる。千秋の住む場所は離れても、互いの関係は変わらない。千秋はのだめの、のだめは千秋のコンサートに行く、と話していたのだが……。
感想
雅之の件は今回保留。のだめと千秋の話を軸にしつつ、フランク、Ruiそれぞれにスポットを当てたエピソードがとても良かった。フランクみたいな「いい人」の悩みの話なんて、なんとも癒されます。でもオクレール先生に習えるのはもっと押しの強い生徒たちだけなのかなあ。後半は波乱の予感ですが、のだめの中にずっとある(と思われる)千秋への依頼心というか、相対的に千秋視点から自分を見ているようなところを振り切る機会になるのかな、と思いました。何となく。
登場する曲
p.7 ミュライユ「ラ・マンドラゴール」魔力を持つ植物
マンドラゴールを見つけたら12クロウサギ!
勉強中に居眠りしたのだめが、マスター・ヨーダ型のマンドラゴールの夢を見ています。
トリスタン・ミュライユは、1947年生まれのフランスの作曲家。「ラ・マンドラゴール」は1993年に作曲されたそうです。
マンドラゴール(マンドレイク、マンドラゴラ)とはヨーロッパの伝説やファンタジー小説などに登場する魔力を持った植物で、根の部分が人型になっているとされます。
p.20 ショパン ノクターン第2番 変ホ長調
ごめん……
もう帰っていいから
千秋の部屋のピアノを調律にきていた調律師が、そのまま千秋とのだめのケンカ(?)に居合わせてしまうはめになり、しばし考えた末に弾いた曲。千秋は彼の存在を忘れていました。
ショパンのノクターン(夜想曲)の中でも、第2番はもっとも有名な今日。ケンカが収まり夜の静けさが訪れたところで、思わず手が動いた、といったところでしょうか。
P.44 ヤドヴィガ テルミンとピアノのための小品集
ヤドヴィ
だヨ
新しい曲……できた
三善のアパルトマンの住人として突然現れた新キャラ・ヤドヴィ(ヤドヴィガ ハンガリー人・17歳)が作曲。現存はしません。
p.74 スカルラッティのソナタ
嬉しいの。楽しいの?
嬉しいんデス。
はしゃいでる
のだめとオクレール先生の授業をRuiが見学にきたときに、のだめが弾いた曲。
スカルラッティは生涯で500曲以上のソナタを作っており、どの曲かは判明しません。このCDは、その中から17曲を収録しています。
p.148 j.s.バッハ イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
ブラボー!
情熱的なバッハね
のだめがサロンコンサートで弾いた曲 その1。
ブーニンの演奏によるCDです。
p.151 メンデルスゾーン「無言歌集」より「甘い思い出」
“言葉のない歌”
簡素でシンプルな伴奏ながら、優美で魅惑的な歌曲風の旋律——
のだめがサロンコンサートで弾いた曲 その2。
無言歌集のような小品集は「シューベルトの『即興曲集』が発端と言われる」のだそうで、日本を代表するシューベルト弾きとして注目されているという田部京子さんの演奏で。
p.154 ショパン 幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
“なんか、君みたい”
“どこがですか!?”
“ころころ変わって曖昧。気分で変わる”
のだめがサロンコンサートで弾いた曲 その3。
マルタ・アルゲリッチによる前奏曲集。一緒に幻想ポロネーズも収録されています。
p.162 リスト 2つの伝説「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
サン・マロで演奏した
「2つの伝説」のもうひとつの曲
のだめがサロンコンサートで弾いた曲 その4。後半の1曲目で、演奏途中に背中の安全ピンを飛ばしてしまいます。
15巻で、もうひとつの曲を演奏しています。こちらの方がメジャーなのか、CDが多く発売されていました。こちらはフジ子・ヘミングによる演奏。
p.165 イザーク・アルベニス「イベリア組曲」Ⅰ
ブラボー!
ブラボー のだめ!
のだめがサロンコンサートで弾いた曲 その5。
スペインの作曲家・アルベニスがスペインのあるイベリア半島を描いた曲。こちらのサイトで詳しい説明がありました。たいへんな難曲らしいです。
p。166 ルロイ・アンダーソン そりすべり
サロンコンサートのアンコールで、のだめが即興ジャズ・バージョンで弾いた曲。
アンダーソンの曲はクラシックとポピュラー音楽の中間にある「セミ・クラシック」と位置づけられていて、コンサートのアンコールで演奏されることも多い曲だそうです。
楽しく聴ける小品を18曲集めた、小さい子にも楽しめるCDです。
のだめ17巻、どう読みました?
「のだめカンタービレ」17巻は、いろんな読み方ができそうな感じですね。既にコメントもいろいろ書き込まれていますが、いくつかにポイントを絞って、いろんな方の解釈を聞いてみたいなと思います。
ざっと、こんなところかな……。
(1)オクレール先生が、のだめにコンクールはダメと言った理由は?
(2)シュトレーゼマンとデプリーストが、弾き振りの「バッハ ピアノ協奏曲第1番」を演目に選んだのはなぜ?
(3)千秋パパが、のだめのすれ違ったときに「気持ち悪いな」と言ったのはどうして?
(4)雅之のコンサートに言ったことを話すのだめのセリフ「でも……なんか悲しかったです。ピアノだけなのかって」というセリフは、どういう意味なんでしょう?
(5)真一と雅之はどうなの? 、ここからどーなる?
(6)ターニャと黒木くんに進展は?
(7)のだめと千秋の間に割り込むユンロンは!?
後ろの2つはまあオマケですが、よろしかったらなんかコメントください。何が正解、不正解ということもないと思いますし、いろんな読み方で楽しめればと思います。
のだめカンタービレ 17巻 あらすじ 登場曲
あらすじ
マルレ・オケの定期演奏会で成功を収めた千秋。息つく間もなく次の公演に向け練習を開始し、アパルトマンからニナ・ルッツの家へ「家出」する。次の定期公演、千秋はバッハの弾き振りを披露して皆を驚かすが、客席を向いた時に父・千秋雅之を発見。動揺して次の曲でミスをしてしまう。新聞に批評も書かれ、読み落ち込む千秋。一方、のだめは千秋雅之の演奏を観に行く。
感想
あんまり消化できていません。まず、千秋父子の感情がよく分からない。こんなどうしようもないすれ違とか、大きな動揺をするようなことってあるのかなあ? 私は自分の父親に対して良くも悪くもあんまり意識したことがないし、また、うちの子(現在0歳)が物心つくようになってきて、こんな風になってしまうこともあるのか、今のところ想像がつきません。雅之が、のだめとすれ違うときのセリフ「気持ち悪いな」の意味も分からない。そして、ニナはかつて自分が長野の音楽祭で追い出したあの生徒だ、と気づいたのでしょうか? 千秋が弾き振りするような曲を選んだ理由も分からない。露骨に父を意識した、ということなのか????
よく分かんないところでつまづいた千秋と対照的に、分かりやすく成長して、精神的に強くなった感じののだめは頼もしく見えました。でも、なんでコンクールに出るのが禁止なのかよく分からない。千秋が以前に指摘した通り「コンクール向きの演奏者ではない」し、もっと自分の演奏というものをきちんと持ってから、ということなのかなあ?
いくつかの答えは次の巻で解決するんじゃないか、と思いつつ18巻を待ちます。今回の最大のヒットは、コンマスのシモンが登場しての「おやつもあるぞ(p.117)」でした。
登場する曲
マルレオケも……
きっと、ずっと、滅びない!
バソンだって滅びない!
マルレ・オケ第2390回定期公演の最後の曲。ニールセンはデンマークの作曲家で、副題「不滅」はデンマーク語の「Det Uudslukkelige」を日本の単語で意訳したもの。元のニュアンスを重視して「消しがたきもの」とすることも多いそうです。
p.69 チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
遅かったね、ジュリエット
もう1曲終わっちゃったよ
悲劇!(ムキャー)
マルレ・オケ第2391回定期公演の1曲目。のだめは遅刻して聴けず、曲が終わって入場したところで、オクレール先生のこのセリフ。
このCDは、1,500円と低価格ながらCD2枚組のお得なシリーズ。バレエ組曲「くるみ割り人形」、交響曲第5番、第6番(千秋が父から最後に教わった曲!)も収録しています。
p.78 J.S.バッハ ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWM.1052
うちの指揮者……
やっぱスゲー……
マルレ・オケ第2391回定期公演の2曲目。千秋がピアノを弾き振りします。
シプリアン・カツァリスによる、バッハのピアノ協奏曲第1、3、5、6番を収録したCD。こちらの「バッハ/チェンバロ協奏曲第1番ニ短調」だとチェンバロでの演奏が聴けるかもしれません(未確認)。
p.91 ベートーヴェン 交響曲第4番
まずいな こいつ……
やらかすかも……!?
マルレ・オケ第2391回定期公演の3曲目。前の曲が終わったときに客席に父・雅之を発見し、激しく動揺して出るときに指揮棒を忘れる。さらに演奏中には曲が行方不明に! しかし、なんとかコンマスによってフォロー。
p.141 バッハ パルティータ第2番 ハ短調 ニ短調 BWM.826
バッハ……
のだめが聴きに行った千秋雅之コンサートでの曲その1。ポスターによると、バッハ、ブラームス、ベートーヴェンという「ドイツの3B」と呼ばれる音楽家をやりますよー、ということのようです。
p.144 ブラームス ピアノ小曲集 Op.118
変わったね、チアキ
とっても叙情豊かで
昔はもっと切迫感があったけど
巨匠らしさが漂ってきたね
のだめが聴きに行った千秋雅之コンサートでの曲その2。
交響曲第3番、有名な「ハンガリー舞曲集」第1番なども収録した、2枚組のお買い得感が高いCDです。
p.147 ベートーヴェン ピアノソナタ第32番 ハ短調 Op.111
のだめが聴きに行った千秋雅之コンサートでの曲その3。
ベートーヴェンの最後のピアノソナタとなった曲で、後期ピアノソナタの中でも最も優れた曲とされるそうです。多くの演奏がある中から、リンクはアシュケナージのCDを選びました。
ベートーヴェン 交響曲第4番&交響曲第7番の、カルロス・クライバーによるDVDがありました! でも、Amazonでは売り切れ……。
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しかし、HMVのサイトで買えます。しかも安く! →ベートーヴェン 交響曲第4番, 第7番 クライバー&コンセルトヘボウ管(国内DVD)
小説版「のだめカンタービレ」12月22日発売
「のだめ」、今度は小説に! ドラマ版のノベライズだと思われる小説版「のだめカンタービレ」が発売になります。
12月22日ってドラマ最終回より前ですが、どういう終わり方になるんでしょうね?
著者の高里椎奈さんは、ファンタジー系小説を発表している方のようです。公式サイトがありました。
のだめカンタービレ 16巻 あらすじ 登場曲
あらすじ
マルレ・オケの常任指揮者として本格始動した千秋は、オーディションで加わった新団員(黒木、ポールを含む)と、定期演奏会に向けて猛練習を始める。団員の反感を買いながらも、妥協しない千秋(とシモン)。そして迎えた定期演奏会では……。
感想
素晴らしい。これをドラマOA直前に発売するって、なんて商売上手なんでしょう!!ジャンやニナ・ルッツなど、お久しぶりのキャラクターたちが大活躍。黒木くんとターニャの関係、孫Ruiとオクレール先生、そして、最後に出てきたあの人と、細かいポイントもいろいろありますが、今回のキモななんといってもマルレ・オケです。
1巻の感想で「『努力する』ことについての泥臭い描写は、現代では受け入れられないので描かない、という風潮があるのではないか。でも、のだめにはさりげなく描かれていてそこが重要」てなことを書きましたが、今回はじっくりコトコトと描写されています。
オケだけでは食えない楽団員が、千秋の猛練習に不満タラタラながらもついていく様子。シモンの恐怖政治ぶり。黒木くんの苦悩。「信じるって、決めていたから」という千秋のモノローグ。そうして徹底的に追い込まれた果てに訪れる、本番でのアレ。うーん、何かを成し遂げるってこういうことですよねぇ。私も心を入れ替えねば。
p.27でシュトレーゼマンが「三芳の『いも恋』食べタイ」と叫んでいた「いも恋」は、オンラインショップで買えます。
いも恋
「いも恋」は食べたことないのですが、熊本名物「「いきなりだんご」」とよく似ています。いも恋の方が、皮が薄いなど、いくぶん上品な仕上がりになっているようです。
登場する曲
p.7 アンドレ・ジョリヴェ バソン協奏曲ファゴットで募集だと言ったのに、
わざわざバソンで来るなんて
フランスの楽器バソンを愛するポールが、フランスの作曲家ジョリヴェの曲でマルレ・オケのオーディションに挑みます。
このCDに入っている曲が、それだと思われます(データがなくてよく分かりませんが。まだ買ってません)。
p.158 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
並みいるライバルたちとの争いに勝利し、
リュドミラの愛を得るルスラン
それは、この僕!!
デシャン・オケ常任指揮者に就任したジャンが、定期公演で指揮した曲。
グリンカはロシアを代表する作曲家で、このCDには、グリンカの影響を受けたとされるボロディン、リムスキー=コルサコフ、リャードフ、グラズノフの曲も収録されています。
「ルスランとリュドミラ」はロシアの詩人が台本を書いた歌劇。騎士ルスランが、悪い魔法使いにさらわれた婚約者のリュドミラを探し、救い出すというストーリーです。
p.159 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
そして、あの指揮者コンクールで僕がやるはずだった
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調
どうだ千秋!
ジャンが指揮した2曲目。11巻の指揮者コンクールで千秋が指揮しました。
p.159 メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」
派手だね~
このあとも「イタリア」なだけに
演奏シーンはありませんが、演奏会の3曲目といえばメインディッシュの交響曲。交響曲で「イタリア」といえば、この曲しかありません。賑やかな長調としっとりとした短調が組み合わさった、派手な曲として知られています。
p.171 ロッシーニ「ウイリアム・テル」序曲
空気が重い
これが、この劇場と
この人たちが作ってきた空気
息子の頭にリンゴを乗っけて射抜いたエピソードで有名な、スイスの英雄ウイリアム・テルの活躍を描いた歌劇の序曲。11分ほどの、それほど長くない曲ですが、チェロの独奏によってアルプスの朝の情景を描く「夜明け」、それから「嵐」、イングリッシュ・ホルンの音が印象的な「静けさ」、そして、運動会や賑やかショーのBGMとしても非常に有名な「スイス軍隊の行進」という4つのパートで構成されます。
「スイス軍隊の行進」はここ(MIDI)やここ(MP3)で試聴してみてください。きっと聴いたことがあるはずです。
それにしても、11分ほどの曲を早朝(8時ぐらい?)から14時過ぎまで延々とやれば、そりゃ険悪な空気にもなるでしょうね。
このCDは、先のマルレ・オケ公演(14巻)で暴走&決壊してしまったデュカス「魔法使いの弟子」も収録。またオッフェンバックの「天国と地獄」序曲は、「スイス軍隊の行進」と共に運動会の定番曲です。うっかり夜中にこのCDをかけてしまったら、息子(0歳児)が目を覚まして興奮してしまい、大変なことになりました。
おすすめ度:★★★★☆
p.182 ブラームス ハイドンの主題による変奏曲
R☆Sオケが演奏したブラームスの交響曲第1番がメインとなったCD。指揮者のイシュトヴァン・ケルテスは、ウィーン・フィルとのブラームス交響曲全集を録音中に海で事故死。このCDの「ハイドンの主題による変奏曲」は、ウィーン・フィルが(ケルテスに哀悼の意を込めて……?)指揮者なしで録音したものだそうです。
のだめカンタービレ Selection CD Book 2
のだめSelection CD Bookの第2弾が8月30日に出ます。
講談社 (2006/08)
収録曲はこちら。第1弾が10曲収録だったのに、今回は7曲と短め。しかも小品が多いです。前回は曲を少しずつ抜粋しての収録でしたが、今回は全曲、もしくはかなり長く入っているのでしょう。
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
10巻 プラティニ国際指揮者コンクール一次予選での、千秋の課題曲その1。
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」第3曲「眠りの森の美女のパヴァーヌ」
12巻 千秋がプラティニ国際指揮者コンクールで優勝し、フランスデビュー公演をしたときに最初に演奏した曲。5曲で構成される組曲です。のだめがアパートでふてくされて居眠りしていたとき、千秋がピアノで練習する「眠りの森のパヴァーヌ」が聞こえ、目を覚まします。
ストラヴィンスキー:「ペトリューシュカ」からの第3楽章 第1楽章
9巻 マラドーナ・ピアノ・コンクール本選での、のだめの演奏曲その3。「今日の料理」のメロディと混ざってしまって、勝手に作曲してしまった第1楽章です。CDではきちんと演奏しているのだと思いますが。
ラヴェル:水の戯れ
15巻 ブノア家での、のだめリサイタル4曲目で演奏した曲。ピエール氏が「ラヴェルって……いいな」と呟いた曲。
プーランク:ピアノ、オーボエ、バソンのための三重奏曲 第2楽章
13巻 のだめ、黒木、デュポワのユニット「ヤキトリオ」が演奏した曲。
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
14巻 千秋が指揮することになったマルレ・オケが演奏し、大変な暴走具合になってしまった曲。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番
9巻 マラドーナ・ピアノ・コンクール本選での、のだめの演奏曲その3。ハリセン宅での練習で、“ずっと同じ小説を弾いたり、なにかブツブツ話したり”しつつ、“通電”して出来た曲。
そのほか、ミニイラスト集とピンナップカードがついて税込み1,600円だそうです。
どうも収録曲が地味だなーという印象ですが、とりあえず買います!
のだめカンタービレ 15巻
あらすじ(ネタバレほとんどなし)
のだめ一行(のだめ、千秋、ターニャ、黒木)は、のだめのリサイタルのためサン・マロにあるブノア家へ。ブノア家当主のピエールは、異常なモーツァルトマニアだった。
感想
だいぶ煮詰まってきた千秋のマルレ・オケ編からガラリと趣向を変えて、サン・マロへのバカンスと、今年生誕250周年を迎えてもりあがるモーツァルト特集。私の脳もすっかり切り替えられて楽しみました。ターニャと黒木くんという超意外なふたりどうなるのか、気になってしかたがありません。こちらは巨大掲示板のまとめサイトにあったモンサン・ミシェルの写真です。すごく綺麗。

こちらからも、たくさんの写真が見られます。
モン・サン=ミシェル(Wikipedia)
フランス写真館 モン・サン・ミッシェル
モン-サン-ミシェルとその湾 世界遺産ガイド
登場する曲
p.64 モーツァルト ピアノソナタKV576 ニ長調
1789年、プロセイン女王フリーデリケに捧げたといわれる曲だね
釣れたての魚ちゃんのようにピチピチした演奏だった!
ブノア家の城にて、のだめが前日の練習で弾いた曲。そこにモーツァルトのコスプレをしたピエールが登場します。
モーツァルトの曲は「ケッヘル目録」というので整理され、「KV」または「K」の記号がつきます。どっちかというと「K」の方がよく使われると思うのですが、作中でなぜ統一されていないのか謎です。最初、ピエールの台詞の中に「KV」が登場するので、彼がモーツァルトのマニアであることを現わすためなのかもしれません。
モーツァルト生誕250周年記念の、ピアノソナタ全集です。
p.97 モーツァルト キラキラ星変奏曲 ハ長調K.265
まんまるの、美しい形の音の星
どうして
こんな音が出せるのか
リサイタルの1曲目。リサイタルに来るのを嫌がっていた子どもたちの心も、もちろん大人たちの心も一気に掴んでしまいます。
有名な「トルコ行進曲」、「キラキラ星変奏曲」ほか4曲を収録したCDです。
p.104 リスト 波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ 2つの伝説No.2
すごい……
あっと言う間に違う世界に引き込んでくる
これが初めてのリサイタルだなんて
モーツァルトを2曲聞いて居眠りを始めたピエールをたたき起こすようにfffから。
「二つの伝説」はリストが晩年、僧籍に入ってから作曲された曲だそうで、教会でのピアノリサイタルであることからの選曲なのでしょう。
参考:リスト・イタリアへの旅 ~ピアノ作品に寄せられた言葉~
p.108 ラヴェル 水の戯れ
水の曲か……
ならば、これはサン・マロの光り輝く海……
リサイタル4曲目。これを聞いたピエールは「ラヴェルって……いいな」と呟く。
「水の戯れ」のほか、フランス上陸記念にのだめが弾いた「鏡」、マラドーナ・ピアノコンクールで瀬川悠人が弾いた「夜のガスパール」、そしてピアノによる「亡き王女のためのパヴァーヌ」、「マ・メール・ロワ」と、「のだめカンタービレ」作中に登場するラヴェルを多数収録したCDです。
p.113 シューベルト ピアノソナタ第16番D.845
あれから2年
オレはたぶん
いろいろなことを覚悟しておいたほうがいい
9巻のマラドーナ・ピアノコンクールでも演奏した曲です。かつて「シュベルトは気難しい」と言っていた頃から2年……と千秋が回想。
ここでは、日本人女性ピアニストということで、内田光子さんの演奏をチョイス。
p.128 モーツァルト アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
ムキャァアア
アンドレイ
ブノア家特設モーツァルト弦楽五重奏団と一緒に千秋が演奏した曲。
作中では弦楽四重奏で演奏されていますが、このCDではオーケストラによる演奏です。弦楽四重奏によるCDは見つけられませんでした。
おすすめ度:★★★☆☆
p.130 モーツァルト オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370
僕は演奏するよ
恵ちゃんや千秋くんにばかり楽しい思いをさせておくのもね
ブノア家特設モーツァルト弦楽五重奏団と一緒に黒木が演奏した曲。
p.133 モーツァルト ピアノソナタ第8番 イ短調 K.310
イ短調ソナタ……
モーツァルトには珍しく悲哀と感傷がこもった短調の名曲……
リサイタルの最後に、ターニャが弾いた曲。
イングリット・ヘブラーによる、モーツァルトのピアノソナタ全集です。
のだめカンタービレ 14巻
パリ編のキャラクターしおり5枚セットと、しおりコレクション用のファイルがついた限定版はこちら。まだ買えるようです(2006.1.14現在)
限定版についてくるパリ編キャラのしおりは、フランク、ターニャ、ユンロン、ロラン、リュカでした。しおりファイルは全キャラコンプリート用なのかと思ったら、空きが1個しかありません。これはどー使えば?? それはさておき、プラス270円でこのおまけは、なかなかのお買い得だと言えるんじゃないでしょうか。

あらすじ(ネタバレほとんどなし)
千秋は「ボレロ」のチェレスタに急遽のだめを呼び、マルレ・オケの公演がスタートする。その公演からしばらく後、、千秋は黒木と松田(R☆Sオケの、千秋の後の指揮者)が指揮するR管のコンサートに赴き、松田の歪んだ性格が露に。コンセルヴァトワールの試験で、のだめはノリノリでピアノを披露するが……。
感想
最初の登場人物紹介を見て「あれ、なんで松田が?」と思っていたら、この巻では大活躍(?)。ひどいことになってます。音大編ではのだめと千秋が2人の軸だったのが、黒木、松田、孫Ruiなどなど、次から次へと出てくるキャラがぐいぐい物語を引っ張っていきます。千秋とのだめの関係もいい具合に盛り上がってきて、2巻分ぐらい読んだような充実感でした。「その中で自分で選んだのって、変態 だけですから」
って、名セリフです!
登場する曲
p.26 ラヴェル ボレロまさにオーケストラの魅力を伝えやすい曲でもあり、
実力が明らかに判ってしまう恐ろしい曲でもある
「エキストラのほうがきっちりやってんじゃねーか!!」
この曲、以前にアマオケの公演で聴きましたが、本当に恐ろしい曲だなと思いました。プロオケでも聴いてみたいものです。CDではもちろん素晴らしい演奏が聴けます。
おすすめ度:★★★★★
p.41 デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
途中まではうまくいってたのに
まるで――
この曲の物語のように
魔法使いの弟子の魔法で水汲みをさせられている箒が徐々に暴走
ボレロに続いて、マルレ・オケの公演にて大変なことになった「魔法使いの弟子」。にぎやかで楽しい曲です。
おすすめ度:★★★☆
p.41 シューマン 交響曲第1番「春」
シューマンの<春>は
「真冬」に
シューマンの交響曲第1番。マルレ・オケ公演でのメインだったのでしょう。峰&のだめのベートーヴェン「春」は「正月」でしたが、こちらは相当にサムい演奏だったようです。
このCDは2000円ちょっとでシューマンの交響曲4曲と「マンフレッド」序曲(R☆Sオケのデビュー公演で演奏)が収録されていて、なかなかお得です。
p.78 ワーグナー 「タンホイザー」序曲
エロい女神様(ヴェヌス)に誘惑され、ヴェヌスブルグの洞窟で快楽をむさぼる罪人タンホイザー
…(中略)…
「エリザベートもいいけれど、オレはやっぱり
女神様万歳!!」
松田が指揮するR管の公演で演奏した曲。この人のキャラがよく分かるモノローグです。
p.100 モーツァルト ピアノソナタ11番「トルコ行進曲付」 K.331
「君はよく跳んだりはねたりするけど
今のこの音はただ飛び出しちゃっただけだよね?」
「あ……はい。でも、ちょっと出ちゃっただけですから」
「ちゃんと考えてないからだヨー」
のだめの、コンセルヴァトワールの試験での課題曲その1。オクレール先生に指導されています。
「トルコ行進曲」として有名な曲です。このCDには、ピアノソナタ8番から15番までを収録しています。かなり個性的な演奏であるというユーザーレビューがついています。
おすすめ度:★★★
p.102 チャイコフスキー ロマンス
さすがロシア人……
これが「クネクネ」ってやつか
シュトレーゼマンがオレのピアノをあっさりしすぎと言うわけだ
アパルトマンでターニャが練習している曲です。
p.128 プーランク ピアノ、オーボエとバソンのための三重奏曲 FP43
「ボクたち宮廷音楽家」
「王子様に出張演奏プレゼントですネ♥」
「そんないいものじゃないと思うけど……
聴いてくれる?」
のだめ、黒木、ポールの3人組「ヤキトリオ」が演奏する室内楽曲。バソン(バッソン、バスーン)とファゴットの違いについて説明されていますが、この曲のファゴットを使った録音もあるようです。このCDではちゃんとファゴットでなくバスーンで演奏されていると思われます。
p156 ショパン 練習曲op.10-2
あいかわらず、ムカッとするぐらい余裕で弾きやがって
でも、変わったよな
のだめの、コンセルヴァトワールの試験での課題曲その2。
アシュケナージによる、ショパンの練習曲集です。
p.157 リスト 超絶技巧練習曲12番「雪あらし」
「次はリストの超絶エチュード『雪あらし』デス♥」
「う…、また超絶…」
のだめの、コンセルヴァトワールの試験での課題曲その3。孫Ruiの影響で弾きまくっていた、リストの超絶技巧練習曲の中の12番です。
p162 ドビュッシー 12の練習曲
数ある才能を見慣れたコンセルヴァトワールの教師たちに
のだめは、どう評価されるのか――
のだめの、コンセルヴァトワールの試験での課題曲その4。色彩豊かな演奏で評価の教師人を唸らせますが、その後の曲が……。
のだめカンタービレ カレンダー2006
のだめカンタービレ カレンダー2006が届きました。プリリン&ごろ太、カズオ、マングースのしおりつき!
カレンダーは2か月ごとの6枚+カバー1枚。卓上サイズでちっちゃいです。どれくらい小さいかというと、それぞれのカレンダーは日付部分を切り離して絵ハガキとして使えるぐらい。完璧に確認していないのでよく分からないんですが、描き下ろしイラストはありません、たぶん。
まあ、「のだめ」とついているものなら何でも欲しい人、または限定しおり3枚に1,260円出してもイイ! という人向けですかねー。期間限定での予約受付でしたが、まだAmazon(上記のリンク)では注文できるようです。
のだめ&千秋がピアノのレッスン本に
シンコーミュージックより、「ピアノソロ のだめカンタービレの世界」というピアノのレッスン本が出るそうです。のだめの黄色い表紙が入門編。2人の表紙のが上級編。それぞれ、ピアノの楽譜&解説という内容だそうです。
収録曲:
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」 op.13より 第2楽章
ベートーヴェン 交響曲第3番ホ長調「英雄」 op.55より 第2楽章
ガーシュウィン ラプソディー・イン・ブルー
ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」 op.67より 第1楽章
リスト メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 S.514
シューベルト ピアノ・ソナタ第16番イ短調 op.42,D.485より 第1楽章
J.S.バッハ 平均律クラヴィーア曲集第2巻 24の前奏曲とフーガより 第16番ト短調 BWV885 前奏曲
ドビュッシー 喜びの島
モーツァルト ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310より 第1楽章
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル 「マ・メール・ロア」より「美女と野獣の対話」
ショパン 幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
のだめによる楽典レッスンページつき。
収録曲:
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調 op.92より 第1楽章
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 op.18より 第1楽章
ガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルー
シューマン 「マンフレッド」序曲 op.115
ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
サラサーテ カルメン幻想曲 op.25
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
ロッシーニ オペラ「セビリアの理髪師」より「私は町の何でも屋」
ラヴェル 「マ・メール・ロア」より「美女と野獣の対話」
ラヴェル 「(マ・メール・ロア」より「妖精の園」
海老原大作 ロンド・トッカータ
千秋による楽曲解説つき。
同じ曲も収録されていますが、入門編の方が簡単なアレンジ、上級編はもっと難しいアレンジ、ということなんでしょう。私はピアノを全く弾けないので、さすがにこれの購入は見送ります。身近にピアノのできる人がいたら、買ってきて演奏を強要するのもいいかもしれませんね(笑)。
(追記)書店で見かけたので立ち読みしました。両方ともまじめな楽譜+解説で、ところどころにのだめや千秋のイラストがあしらってある、という構成。まんがを読むだけののだめファンが買っても面白いものではないと思います。ピアノを弾く方には役立つし、好きな作品に関連した音楽なら楽しく練習できるでしょうね。しかし、のだめ以外にもいろんなまんがやアニメの楽譜が出ているんですねー。
同じタイミングで、ヤマハミュージックからも楽譜が出ます。
ヤマハミュージックメディア (2005/11/04)
収録曲は2曲です。
海老原大作 ロンド・トッカータ
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」 op.13より 第2楽章
これで840円(ヤマハのサイトで確認。たぶん、Amazonの1,280円は間違い)。シンコーミュージックの「のだめカンタービレの世界」は1,680円なので、ちと割高な感じです。しかし、ヤマハミュージックの楽譜には「人気キャラクターのカラー4ページ付き!」だとか。マニアなら全買いなのかっ!?
のだめカンタービレ キャラクターBOOK
「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」買ってきました。これは、ファンなら買い! かなという感じです。内容充実しています。描き下ろしも多いし、Selection CD Bookより面白いですね。
このキャラクターBOOKにもしおりがつきます。私が買ったのは菊池でした。うーん、微妙(笑)。清良たん、ミルヒーときて菊池。千秋やのだめが出ないなあ。
描き下ろしカラーイラストのあと、まずキャラクターの紹介。千秋、のだめは描き下ろしもたっぷりで、中・高校生時代の千秋&のだめも見られます! その後ミルヒー、峰、真澄ちゃんといった主要キャラが2ページで続き、だんだん1ページ、1/2ページ、1/4ページと小さい扱いになっていくのがいとあはれです。フルネームが出ていなかったキャラクターたちのフルネームが分かったり(R☆Sオケのホルンやフルートの人とか)、コマの隅っこにちょこっと描かれたアレが大河内だったのか! などと発見があったりもします。
キャラ紹介の後は、のだめ的パリ観光ガイド、のだめワードローブ(母製ワンピース)カタログ、オーケストラの話、のだめ登場楽曲の話などで、このあたりも充実しています。さらに、プリごろ太ワールドのコーナーも!
なんだかドタバタしていた風だったし、よっこらせー! とやっつけ仕事チックに作られてるのでは……と心配していたのですが、なかなかどうして、本編では盛り込めなかった各キャラの横顔みたいなものが見えて良いです。このキャラクターBOOKの後でまた「のだめ」本編を読み返すと、いっぱい新たな発見ができそうです。
千秋真一・R☆Sオケ ブラームス 交響曲第1番
まだ聴いていないのですが、千秋真一・R☆Sオケのブラームス 交響曲第1番のCDが届きました。
キングレコード (2005/09/22)
売り上げランキング: 22

すごいね
みんな目をさまそう
評価と言うより期待度?!
紙のカバー入りで、おまけのステッカーつき。なかなか凝ってます。タイトルは金の箔押し。高そう!

背の部分のカバー(何と呼ぶのか知りません)の裏には、のだめしおりのリストが。ミルヒーが「激レア!」らしいけど、萌&薫の方が出てないっぽい……。
とりあえず見た感じ、コレクターズアイテムとしては良いと思います。ライナーノーツは、佐久間によるポエム&解説。なかなか細かくて、これを読みながら音楽に浸ると良いでしょう。
のだめカンタービレ 13巻
講談社 (2005/09/13)
売り上げランキング: 2
あらすじ
クリスマス(フランス語で「ノエル」)をのだめと一緒に過ごそうと、オランダからパリに帰る千秋。その頃、のだめは黒木を誘って、リュカと教会の演劇に出ていた。3月。ジャン・ドナデュワがデシャン管弦楽団の常任指揮者に就任する。一方、千秋にはルー・マルレ・オオーケストラの常任指揮者の話が舞い込む。千秋はのだめを誘ってマルレ・オケの定期公演を聴きに行くが、そこでの演奏は散々なものだった。
感想
さあ、盛り上がってまいりました! 千秋ものだめもいろんな意味で元気に動き回っているし、たくさんキャラクターが出てきます。黒木くんも元気になったし、チョイ役風だった孫Ruiがやってきたり、頑固オヤジのマルレ・オケのコンマスなど、今後が楽しみなアクの強い人もたくさん。続きが気になるというか、ワクワクしてきました。
登場する曲
p53 バッハ 平均律クラヴィーア曲集ただ、聴きたかったんだ
こいつのピアノを
教会の響き……!?
のだめがコンセルヴァドワールで練習している曲。第1集と第2集があり、それぞれ24曲ずつ。このCDには両曲が収録されています。
p.68 ショパン ノクターン 第8番 op.27-2
ん、素敵ね!
やっぱり恋をしないと!
結婚してても! 忙しくても!
まあ、がんばってくだサイ♥
ノクターンは「夜想曲」ともいい、夢想的ニュアンスを持つピアノ曲のこと。アシュケナージの演奏による、ショパンのノクターン全21曲を収録したCDです。
p.70 プーランク ピアノ、オーボエとバッソン(ファゴット)のための三重奏曲 FP43
いい曲だったからー メンバー募集の紙を見てすぐとびついたヨ!
うん、僕も大好きな曲なんだ
みんなで6月の試験めざして頑張りましょ-!!
コンセルヴァドワールで学ぶ、のだめ、黒木、バッソンのポール・デュボワ(新登場)の3人ユニット「ヤキトリオ」が練習する曲。このCDはプーランクの室内楽全集で、CD2枚組になっていて、ちと割高です。安いCDは軒並み在庫がなく取り扱い不能のようでした。
p.83 リムスキー・コルサコフ スペイン奇想曲
すげ――…… 大雑把
しかも、せっかくソロの聴かせ所の多い曲なのに……
なにを聴かせる――!?
コルサコフの代表作である、交響組曲「シェエラザード」と「スペイン奇想曲」のCD。「奇想曲(カプリッチョ)」とは気まぐれで愉快な曲想の小品のことです。
p.85 ドビュッシー 交響詩「海」
もしかして、集団食中毒の日ですかネ?
そうか……
「印象派」の作曲家といわれるドビュッシーが、(1)海の夜明けから真昼まで、(2)波の戯れ、(3)風と海との対話を管弦楽で表現した曲。それを集団食中毒? かと思わせるような演奏にしたら、どんな曲になってしまうのでしょうか。
このCDは、9巻でR☆Sオケが演奏した「牧神の午後への前奏曲」も収録しています。
おすすめ度:★★★
p.122 ラヴェル ボレロ
ボレロか いいな
オケに乗ったのは高校の時以来だ
ちょっと楽しくなってきた――
さまざまなアレンジでCMソングとしても使われ、耳にすることの多い超有名曲。
このCDには「亡き王女のためのパヴァーヌ」も収録しています。
おすすめ度:★★★★★
p.153 デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
すみません テンポを速く!
いいんだよ このテンポで
それから、練習番号20からのスフォルツァンドは、そんなに強く出す必要ないから
作中にあるように、ゲーテの「魔法使いの弟子」を管弦楽で表現した曲。なお「スフォルツァンド」とは「特定の音を強く」という意味。
おすすめ度:★★★☆
のだめカンタービレ Selection CD Book
Amazonから届いていた「のだめカンタービレ Selection CD Book」を、やっと開きました。
講談社 (2005/08/10)
売り上げランキング: 2

ふろくも嬉しい
なんというか微妙な曲目。
クラッシック初心者にもお奨めなかなか複雑な構造をしています。まずカバーから本を外し、次にビニールのカバーと紙のカバーを分離させて、やっとCDが取り出せます。これを失敗すると、紙のカバーを折ってしまうことがあるらしいので、ご注意を。
ちなみに、初版おまけのしおりは清良たんでした。
のだめカンタービレ 12巻
講談社 (2005/05/13)
売り上げランキング: 3
通常24時間以内に発送
あらすじ
シュトレーゼマンの世界ツアーからパリに帰った千秋は、すぐに自分のデビュー公演の準備に入る。一方、学校初日で自信喪失したのだめは……。新キャラ、売れない画家の長田登場。千秋に向かって「彼女(のだめ)に余計なことを教えるな!」と言い放つ。その頃、実はのだめと同じ学校に留学していた黒木は、孤独だった……。
感想
オクレール先生とのだめのからみが、とてもいい感じです。一方で、なにやらラブコメ色と音楽薀蓄色をにわかに増し、11巻までとちょっとノリが違う感じがしました。10、11巻で出番がなかった峰や佐久間など日本のキャラたちも出てきて、にぎやかですね。これ以上のネタバレはここでは控えます。しかし、いくつかの伏線らしきものもあり、続きが気になります。
登場する曲
p.52 武満徹 遠い呼び声の彼方へ!
音が響きたい長さを
旋律が流れたい先を
今日の彼は本能によってつかまえ
感覚によって統制している
(※佐久間ポエム)
日本の作曲家・武満徹のヴァイオリン協奏曲です。
p.55 シベリウス 交響曲第2番
「じゃあ次のシベリウスはなんなのォ?」
「なんだろ
もう冬だから?」
フィンランドの作曲科・シベリウスの交響曲。「ロマンス・ハ長調」、「悲しきワルツ」、交響詩「フィンランディア」も収録しています。アシュケナージ指揮。
p.73 ベートーヴェン 悲愴
はじめて会った時
こいつが弾いていた曲……
あいかわらず悲惨!!
1巻でものだめが演奏していた「悲愴」です。
p.138 バッハ 平均律クラビーア曲集 第2巻 第14番
「ワインと同じでネ
一度寝かせておくのもいいんだヨ」
「暗譜はしてある?」
「してありマス」
平均律クラヴィーア曲集 第2巻の24曲を収録したCD。のだめが練習しているのは14番、リュカは5番。8巻のピアノコンクールでは、16番を演奏していました。
のだめカンタービレ英語版「Nodame Cantabile」1巻
のだめカンタービレ英語版「Nodame Cantabile」の1巻を買いました。
Del Rey (2005/04/26)
売り上げランキング: 490
通常7~10日以内に発送

のだめワールド、Now all over the worldのだめ独特の「ぎゃぼー」等の言葉はそのまま訳されてはいませんが、英語はそれほど難しくないし、日本語版のセリフを思い出しながら読むと、倍笑えます。話のタネにはよろしいかと思います。

たった2小節で間違えるなー!!
ぴぎゃーーっ

ぎ……
ぎゃぼーー!!
具まであと 一口だったのに~~!!
もがーっ(手書き文字は日本語のままで、英語で訳が書いてあります。ここでは「WAAAH」)
しかも たらこだったのにィ
おいっ

ハイよ!
裏軒チャーハンおまち!
ぎゃほーーっ!!(スゴーイ)
おやじぃ
餃子もなー!!
英訳版「Nodame Cantabile」
Gyaboooooooooooooooooooooooo!
「のだめカンタービレ」英訳版「Nodame Cantabile」が出るそうです。4月26日発売。
Del Rey (2005/04/26)
売り上げランキング: 6,380
近日発売 予約可
2巻は7月のようです。
Del Rey (2005/07/26)
売り上げランキング: 6,379
近日発売 予約可
1冊あたり約11ドル(1000円ちょい)とやや高めのようですが、のだめが「プリごろ太」フランス語訳盤でフランス語を覚えたように、これで英語を覚えられたらおもしろいですね。
のだめカンタービレ 11巻
のだめカンタービレ #11 (11)
講談社 (2005/01/13)
売り上げランキング: 4
通常24時間以内に発送
あらすじ
プラティニ指揮コンクール終了。息つく間もなく、千秋はシュトレーゼマンの事務所に確保され、シュトレーゼマンと一緒に世界中の演奏ツアーに連れ出される。パリに残されたのだめは、手紙やニュースで知らされる千秋の様子にやきもきしつつ、学校の始まりを待つ。千秋の指揮でピアノ協奏曲を演奏した孫Rui(ソン ルイ)のニュースにショックを受けたのだめは、中国人の友人リ・ユンロンから見せてもらったビデオでRuiが演奏していたリストの超絶技巧練習曲をひたすら弾き続け、そして……。
感想
指揮コンクールは前半で終わり、後半はポンポンと新展開。千秋と一緒にいたくて留学を目指し、千秋指揮のピアノ協奏曲を初めて演奏するのは自分だ、と夢見ていたのだめに、辛いシーンが続きます。結果、のだめがとった行動は? その間、千秋はのだめのことをどう思っていたか? と、急に正統派ラブコメぽい展開になって、ちょっとびっくりしました。
最後にマラドーナ・ピアノコンクールのときに登場したオクレール先生が再登場。とても魅力的なキャラクターで、今後もどう絡んでくれるのか楽しみです。
p.183に登場するお菓子「博多通りもん」は、こちらのオンラインショップで購入できます。最上級のバターを練りこんだという白あんと、ミルクの入っているらしい皮の組み合わせが、今までに食べたことのない味わい。パッと見て食べたいと思った数よりも、多めに買っておくと幸せになります。
登場する曲
p.19 ラロ スペイン交響曲「ラロ……<スペイン交響曲>
ニ短調……」
「まあ! あの
どすーん!
ずどーん!
って、重そうな曲!?」
プラティニ国際指揮者コンクール本選、ジャンがくじ引きで引いた協奏曲。それまでいい曲を引き当てていたゆうこを制してジャンが自分で引き、思いっきり凹む。
標題は「スペイン交響曲」ですが、ラロのヴァイオリン協奏曲の第2番です。ほかに、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番と「序奏とロンド・カプリチオーソ」を収録。
おすすめ度:★★★★☆
→ラロ
p.20 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
「じゃあ、先輩にふさわしい
暗くて陰湿な曲を」
「だれが陰湿だ……」
本選で、千秋がのだめに引かせた協奏曲。のだめいわく「くねくねの華やかな曲」。千秋は小さいころ、この曲をいつかオーケストラと演奏したい(絵から察するに、指揮者でなくソリストとして)と憧れていた。
たくさんの演奏がありますが、ここではお値段も考慮して五嶋みどりさんのCDをピックアップ。ソリストが男性のものもあります。
おすすめ度:★★★★☆
→チャイコフスキー
p.21 ドヴォルザーク チェロ協奏曲
「ボクはドヴォルザークのチェロ協奏曲!
いい曲だ~~♥」
本選で、片平がくじで引いた協奏曲。
おすすめ度:★★★★
通称「ドボコン」としても有名な曲。エルガーのチェロ協奏曲と一緒になったCDを選んでみました。
p.32 R・シュトラウス ティル・オレイン・シュピーゲルの愉快ないたずら
千秋…… また「ティル」を選ぶなんて
「よろしくおねがいします」
「……」
プラティニ国際指揮者コンクール本選で、ここまでの予選で指揮した曲の中から千秋が選んだ曲。三次予選での失敗から、「楽しもう!」と自分のスタイルを意識して指揮。
おすすめ度:★★★
p.42 バルトーク 舞踏組曲
がんばれ……
難しそう……
本選で、審査員が指定した課題曲。本選に進出した片平、千秋、ジャンの3人が指揮した。
舞踏組曲のほか、「ディヴェルティメント」、「二つの映像」、「ハンガリーの風景」を収録。
p.107 海老原大作 ロンド・トッカータ
「ねえ、さっきのだめが弾いてた曲、なに? おもしろい曲だね」
「海老原大作先生の曲デス」
「エ……エビハラ!?」
「いい人らしいデスヨ?」
架空の曲ですが、作曲されていました。→のだめカンタービレ」海老原大作(本名:大澤徹訓(笑)):Rondo-Toccata
p.128 ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番
観客を湧かせた中国の若手スター
ピアニスト孫Rui(20)
<ラフマニノフピアノ協奏曲第3番>
シュトレーゼマンが倒れた上海の公演で、千秋が指揮した曲。4~5巻で千秋がピアノを演奏した第2番に並んで人気の高い曲です。
ラフマニノフのピアノ協奏曲1~4番を全て収録したお得なCD。
おすすめ度:★★★★
→ラフマニノフ
p.153 ロッシーニ セヴィリャの理髪師
「わたしが口直しに歌ってあげよう!
『私は町の何でも屋』」
「オペラおやじ!」
「自分が歌いたかっただけだろー」
のだめと李が一緒に行ったイタリア料理店でピアノを弾くことになった時、店のおやじが持ってきた楽譜。初見演奏のできないのだめに代わり、李が演奏してことなきを得る。
「歌劇『セヴィリャの理髪師』ハイライト」というCD。「私は町のなんでも屋」は3トラック目に収録されています。
p.166 ブラームス 交響曲 第3番
「さぁ、この曲についてみなさんコメントしてください」
「ブラームスの交響曲第3番の第3楽章」
「たしか1883年」
「彼は交響曲を4曲書いているんだよね」
「ブラームスの曲にしては簡素で流暢で……」
「コンパクト」
のだめが始めてコンセルヴァトワールで受けたアナリーゼ(楽曲の分析?)の授業で流れた曲。
そのブラームスの交響曲を4曲とも収録したCD。有名なカラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏です。
p.172 スカルラッティ ソナタ ヘ長調K.525(L.188)
「あなた……最初にちゃんと楽譜見た!?
まず、当然だけど調性と拍子とテンポをチェックして。
変化があるところや難しいところは」
「わ……
わかってマス」
コンセルヴァトワールの初見の授業でのだめが弾いた曲。あまりにダメで、まだ名前の出てない小さい子に笑われる。
スカルラッティのチェンバロ(ピアノの前身にあたる楽器)ソナタ集CDです。
おすすめ度:★★☆
p.186 リスト 超絶技巧練習曲 第1、2、5、10曲
「どうですか?」
「うん。
ぜんぜんダメー」
のだめが初めて受けたオクレール先生の授業で、「君の好きな曲でいいヨ♥」と言われて弾いた曲。リストの超絶技巧練習曲は第1曲から第12曲まであります。
8巻に出てきた第5曲「鬼火」のときと同じ、小菅優さんのCD。
のだめカンタービレ 10巻
のだめカンタービレ #10 (10)
講談社 (2004/09/13)
売り上げランキング: 32
通常24時間以内に発送します。

のだめ「第2幕」―節目の10巻―
どこへ行っても
パリ編スタートあらすじ
のだめと千秋はパリへ。フランス語ができずホームシックにかかるのだめだが、アパルトマンの住人フランツ(フランスのオタク)が持っていたフランス語版プリごろ太でフランス語をマスターする。
一方、千秋はプラティニ指揮コンクールに挑戦。順調に勝ち進むが、3次予選、ホルンへのダメ出しをしすぎたことから、オーケストラのバランスが崩れてしまう……。
感想
10巻からパリ編のスタートです。メインキャラががらっと入れ替わって、馴染む前に指揮コンクールに突入。しかも、「引き」で終わるし。なんてこった! 早く11巻持ってこい! という巻。
登場する曲
「先輩! もう帰っちゃうんですか!?
ヴィエラ先生に会わなくていいんですか? 楽屋に行けば入れてもらえるんじゃ……」
「いいんだ。まだ、会わなくて」
フランスに来た千秋とのだめが、バスティーユ新オペラ座で鑑賞した歌劇。指揮はヴィエラ先生。
実のところよく分かっていませんが、このCDには「オテロ」全編の歌曲が収録されているんじゃないかと思います。「アヴェ・マリア」だけを収録しているCDは多数あるようです。
p.52 ラヴェル 鏡
「ラヴェルの『鏡』……」
ラヴェルが、パリの若い芸術家仲間たちに捧げた曲
「ボクたちへの挨拶かな? それにしても……」
パリのアパートに入ったのだめが、「上陸記念」に弾いた曲。
「鏡」は、1:蛾、2:悲しい鳥、3:海原の小舟、4:道化師の朝の歌、5:鐘の谷、という5曲で構成されているようです。「道化師の朝の歌」は、この後p.162で指揮者コンクールの課題曲としてジャンが指揮します。
ラヴェルのピアノ作品集CDです。
p.129 ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」
ベルリオーズはうちのオハコだけど、こんなにすばらしい演奏ができるなんて……
彼の棒はきっぱりとシンプルでわかりやすい!
プラティニ国際指揮者コンクール一次予選での、千秋の課題曲その1。
おすすめ度:★★★
→ベルリオーズ
p.131 ハイドン 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
「最初は重々しすぎると思ったけど、ちゃんと構成もわかってるうえでの、深い表現だった」
「いやー 面白かった!」
プラティニ国際指揮者コンクール一次予選での、千秋の課題曲その2。オーケストラのヴィオラ奏者は、千秋の指揮に黒い羽の幻覚を見る。
おすすめ度:★★★
p.147 ドヴォルザーク 交響曲第8番
「ドヴォルザークの8番か……」
プラティニ国際指揮者コンクール二次予選、間違い探しでの、千秋に与えられた課題。指揮をしながら8箇所の間違いを見つける。
おすすめ度:★★★☆
p.162 ラヴェル 鏡より「道化師の朝の歌」![]()
「やばい…… すごく いい!」
「流麗……
フランス人だけあって色彩感が……」
音が…… まぶしい――
プラティニ国際指揮者コンクール二次予選、ジャンの課題曲その1。その2はR・シュトラウス「ティル・オレイン・シュピーゲルの愉快ないたずら」(千秋と同じ曲)。
ピアノ演奏ではなく、管弦楽団による演奏のCDです。
p.165 R・シュトラウス ティル・オレイン・シュピーゲルの愉快ないたずら
オレと同じ課題曲!
プラティニ国際指揮者コンクール三次予選、ジャンの課題曲その2。千秋も同じ課題曲を指揮するため、出番前に聴いたジャンの指揮を過剰に意識するようになってしまう。
おすすめ度:★★★
p.172 ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
「ホルン、もっと小さく……
もっと小さく」
ゆっくりと、小さく……
プラティニ国際指揮者コンクール三次予選、千秋の課題曲その1
「パヴァーヌ」とは、2拍子のゆったりとした舞曲のこと。ホルンへの「小さく」の連発から、オーケストラの反感を買ってしまいます。
超有名な指揮者・カラヤンのベストCD。
おすすめ度:★★★☆
のだめカンタービレ 9巻
のだめカンタービレ #9 (9)
講談社 (2004/06/11)
売り上げランキング: 209
通常24時間以内に発送します。

どーなるっ!?
爆笑☆クラシックマンガ
(急)展開!目が離せない!あらすじ
のだめはマラドーナ・ピアノコンクール本選に進出。一方、R☆Sオケは高橋、鈴木姉妹ら新メンバーを加えて新春公演を行う。千秋は、田舎に帰ったのだめを追いかけて九州へ……。
感想
ネタバレを抜いたら書くことがほとんどなくなってしまいました。のだめの、留学する千秋への思いが爆発するシーンが切ない。第一部(音大編)の最終巻、じっくりお楽しみください。
登場する曲
.11 ベートーヴェン ピアノソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
p丁寧で情感のこもった どっしり聴かせる演奏……
「ステキね、彼……
大人の<熱情>って感じだわ」
マラドーナ・ピアノ・コンクール本選での坪井の演奏曲。
1巻の「悲愴」も入った「ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別」です。
おすすめ度:★★☆
p.20 モーツァルト ピアノソナタ 第8番イ短調 K.310(300d)
なんて音――
あいつ…… モーツァルトは苦手だったのに。やるなハリセン
選曲もいい。こいつの多彩な音がよく引き出されて……
まるで、オーケストラの音だ――
マラドーナ・ピアノ・コンクール本選での、のだめの演奏曲その1。ハリセン宅での練習で、“ずっと同じ小説を弾いたり、なにかブツブツ話したり”しつつ、“通電”して出来た曲。
p.23 シューマン ピアノソナタ第2番ト短調
「すごい集中力……」
執拗なまでのシンコペーション
そのリズムの持つ切迫感に 取り憑かれていくように…
ピアノ・コンクール本選での、のだめの演奏曲その2。ハリセン宅での練習中に倒れ、寝込む。
シューマンのピアノ名曲集です。
p.31 ストラヴィンスキー ペトルーシュカからの3楽章![]()
作曲してる――!!
「これ……ペトルーシュカじゃないわよね?」
「せ…… 旋律はなんとなく残ってるけど、全然ちがう!」
1:ロシアの踊り、2:ペトルーシュカ、3:謝肉祭の日、という3楽章で構成される曲。
ピアノ・コンクール本選での、のだめの演奏曲その3。瀬川悠人も同じ曲を演奏。のだめは演奏開始ギリギリまで楽譜を見ていましたが覚えきれず、謎の曲に。その即興演奏に審査員は複雑な反応。
おすすめ度:★★★☆
p.84 ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
1stフルートが替わってる
ホルンも!?
オーボエにチェロ……
しかも コンマスまで違う!!
新たなコンマスに高橋、新メンバーに鈴木姉妹などを迎えた、R☆Sオーケストラ第三回公演での、最初の曲。1stフルートは鈴木萌。
おすすめ度:★★★
ドビュッシー
p.93 サラサーテ カルメン幻想曲
新しいメンバーを お披露目しなきゃいけない この公演
だから今回はコンマスを譲ったけど 負けを認めたわけじゃないのよ!
R☆Sオーケストラ第三回公演の二曲目。ソリストは清良。
諏訪内晶子という方は「真っ赤なルピー」というよりは、黒が似合いそうなイメージですが。
p.99 R・シュトラウス ティル・オレイン・シュピーゲルの愉快ないたずら
しかし、このオケ……
本当に進化している――
この前とは全然違う
R☆Sオーケストラ第三回公演の三曲目。この後、ベートーヴェンの交響曲第7番(2巻参照)を演奏して、公演は終了します。
10巻のコンクール中にも、課題曲として登場します。
おすすめ度:★★★
p.162 ショパン 前奏曲第21番
「真っ白なショパン…… もっと……」
ショパンは白か……
「うるさくない?」
「大丈夫です。もう、みんな仕事に行ったから
もっと弾いてください」
のだめの実家で千秋が弾いた曲。
op.28-21はショパンの前奏曲の中でもそれほどメジャーではないようで、前奏曲集のCDでないと収録されているのを見つけられませんでした。
おすすめ度:★★
→ショパン
のだめカンタービレ 8巻
のだめカンタービレ (8)
講談社 (2004/03/12)
売り上げランキング: 313
通常24時間以内に発送します。

次回がまた待ち遠しい!
楽しい音楽の時間!
花をしょうハリセン教師あらすじ
R☆Sオーケストラ、デビュー公演。大成功を受けて次回公演の準備が進む中、のだめはマラドーナ・ピアノコンクールに挑戦する。再演したR☆Sオケには、高橋紀之ほか参加希望者が現われていた。
感想
R☆Sオケの公演シーンと、のだめのコンクールでの演奏が交互に進行します。どちらのシーンも爽快。楽しく読める巻ですね。登場する曲
p.12 シューマン 「マンフレッド」序曲
バイロンの詩劇<マンフレッド>に付けられた序曲
人生に悩むロマン派私人の典型的人物だったマンフレッド
彼に共感したロマン派音楽の代表格シューマンが、生涯ただ一曲書いた劇付随音楽
苦悩と、絶望と、激動の人生――
R☆Sデビュー公演のオープニング曲。その他の2曲「モーツァルト オーボエ協奏曲」と「ブラームス 交響曲第1番」は7巻を参照してください。
シューマンの交響曲第4番とマンレッド序曲を収録したCDです。
おすすめ度:★★★
p.123 シューベルト ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845![]()
「ねぇ これ……さっきの人と同じピアノだよね?」
「うん。でも……
音が 全然違う――」
のだめが、マラドーナ・ピアノ・コンクール第一次予選で演奏した曲。シューベルトは気難しいと言いながら練習してました。9巻で、実家に帰ったのだめが演奏するのもこの曲。
p.132 サン=サーンス チェロ協奏曲
「島袋先輩の女を盗ったっていう菊地亨――
盗られて当然じゃないか!?」
R☆Sオーケストラ二回目公演での演奏曲。ソリストは菊地。
実在のチェロ奏者といえばこの人、ということで、あまりにも有名なヨーヨー・マの演奏によるCDです。サン=サーンスのほかラロとシューマンのチェロ協奏曲も収録。
おすすめ度:★★☆
p.139 バッハ 平均率クラヴィーア曲集2 16番ト短調 BWV885![]()
(のだめ、演奏中に抜け殻に)
「おい……
途中から聴いたことあれへんフーガになってるで」
のだめのピアノコンクール第二次予選の曲その1。ハリセンによって、難度が高くてものだめの技術をアピールできる曲が選択されています。
バッハの平均率クラヴィーア曲集。1番から24番までが収録されているCDです。残念ながら現在在庫切れとのこと。
p.145 ショパン エチュード OP.10-4
「あの子……
あのステキなシューベルトを弾いた子ですよねぇ?」
「なんて適当なショパン……」
「でも10-4を適当に引けるなんて……」
ピアノコンクール第二次予選の曲その2。小さい頃に行ってたピアノ教室で弾いたことがあるらしい。昔のことを思い出して、適当な演奏になっている模様。
ショパンの練習曲の一曲だそうで、このCDにはショパンの練習曲の全てが収録されています。
おすすめ度:★★
→ショパン
p.146 リスト 超絶技巧練習曲 第5曲「鬼火」
「わけわかんない子だねぇ
あの子自身が、旅人を惑わせる「鬼火」のようだネ」
「オクレール先生……」
「ボクはもっと彼女のこと知りたいヨ~~
もっと聴きたいヨー」
ピアノコンクール第二次予選の曲その3。凄い名前の曲。ものすごい手の動きをしそうで、ぜひ演奏しているところを見てみたいです。
リストの超絶技巧練習曲集CDは多数あるようですが、のだめのイメージに重ねて、若い女性ピアニスト・小菅優さんの演奏をチョイス。
p.154 ドビュッシー 喜びの島
「今日は華やかな顔して弾くのよオ~~
ドビュッシーの『喜びの島』でしょ~
恋しちゃってルンルンな曲なんだから」
「え…… そなんですか!?」
のだめのピアノコンクール第三次予選の曲その1。その2は架空の作曲者(海老原大作)の模様。
オクレール先生いわく「恋に我を忘れたドビュッシー」を表現したかのような演奏。のだめは、直前に届いた千秋のメールを読んで、千秋を想って演奏したのでしょうね。
ドビュッシーのピアノ名曲集CD。2枚組です。
おすすめ度:★★☆
→ドビュッシー
p.162 ブラームス パガニーニの主題による変奏曲 op.35-1
「やっぱ うまい……」
「和音の響きもいいし
変奏部分の叙情性もよく出てる」
「よく弾きこんできたって感じだね」
「彼は安定感が違うよ」
ピアノコンクール第三次予選で、瀬川悠人が弾いた曲その1。
p.163 ラヴェル 夜のガスパール<スカルボ>
夜な夜な一足途絶えた街中をうろつく機会な小悪魔
「彼は……その妖怪スカルボのようだネ」
「スカルボは妖精です!」
ピアノコンクール第三次予選で、瀬川悠人が弾いた曲その2。
のだめカンタービレ 7巻
のだめカンタービレ (7)
講談社 (2003/10/10)
売り上げランキング: 208
通常24時間以内に発送します。

クラシック最高
のだめ VS ハリセン!
気になる続きあらすじ
江藤のハリセン指導が嫌で、のだめは逃亡。その頃、千秋は新オケでやる曲を決めて練習を始める。のだめとはすれ違い。黒木がのだめにひとめぼれするなど、微妙にピンクな雰囲気が漂う新オケ。押売新聞社のコンクールに主要メンバーが参加するため、練習は中止となる。その頃のだめは江藤と和解。前担当の谷岡と作っていた「もじゃもじゃ組曲」を完成させた。
感想
次巻に向けてのタメが中心。のだめはモノローグがない上に行動が突飛なキャラですが、6巻の三善家編からぽつぽつ現われてくる彼女の将来への考え方を、きちんと追っていきたいですね。一方で、新オケ(巻末でR☆Sオケという名前が出てきます)メンバーの盛り上がりの見どころ。演奏者としてより女関係で目立つ菊地、そして清良と黒木といったメンバーが、それぞれコンクールでどんな結果を出したかが、次に繋がっていきます。
登場する曲
p.38 モーツァルト オーボエ協奏曲(K.314)ハ長調
やっぱり…… スゴイ
オーボエ奏者のコンクールでも必ず話題になる、この一番有名な協奏曲を選ぶあたりが黒木くんらしい
「カデンツァ」
高い技術力
繊細で、力強い……
揺るぎない先進――
R☆Sオーケストラ(この時点では名無しのオーケストラ)の演奏曲として、最初に決った曲。激しくソリストをやりたがる他のメンバーではなく、ひとり黙々と呑んでいた黒木を千秋が指名。
おすすめ度:★★★☆
p.54 バッハ 無伴奏ソナタ
バッハの無伴奏ソナタ…… オレも大好きでよく弾く曲
でも、オレの音とは全然ちがう!
すげー!!
「どうしてそんな音が出るんだ?」
「え?」
「オレを弟子にしてくれ!!」
バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」は3曲存在するようですが、このCDには全部収録されています。実際に演奏されているのが何番かは不明。
p.90 ブラームス 交響曲第1番
オレがSオケでやりかけて
途中、シュトレーゼマンに取り上げられた曲
「ブラームスの交響曲第1番」
「いいんじゃない? バランスもいいし、千秋君らしいよ」
R☆Sオーケストラ デビュー公演のメイン曲。ブラームスは、シューマンの「『マンフレッド』序曲」に感激してこの曲の作曲を思い立ったのだとか。公演の1曲目として「マンフレッド」序曲を持ってきたのは、このエピソードに倣ったのでしょうか。
おすすめ度:★★★★☆
のだめカンタービレ 6巻
のだめカンタービレ (6)
講談社 (2003/07/11)
売り上げランキング: 221
通常24時間以内に発送します。

ハマってしまった~!
のだめ最高☆
飛行機に乗れないということあらすじ
千秋本人は、卒業が近づく中、海外に行けない自分に日本で何ができるのか悩む。そんな時にニナ・ルッツ音楽祭での学生オケのコンマス・三木清良が現われ、一緒にオーケストラをやらないかと誘う。即答でOKする千秋。卒業式、飲み会のあと、のだめの部屋で寝ていた千秋の元に三善の叔父さんから電話があり、のだめを連れて三善家に行くことに。千秋は飛行機に乗れるように催眠療法を受けるが効果なし。三善家のひとびとは、千秋とのだめの演奏を聴いて、久しぶりに音楽を楽しむことを思い出す。
新オケの結成に向けて、清良のほかオーボエの黒木泰則、チェロの菊地亨といった主要メンバーが集合。その頃、のだめのピアノの担当教師がハリセンこと江藤に変わっていた。
感想
Sオケから新オケ(R☆Sオケ)へ、ワクワクする巻です。卒業演奏会のところで入る真澄ちゃんの見せ場もいい(ヨッシーにはチョイ役の悲哀が漂いますが……)。卒業飲み会の場面では、よく見るとテーブルの上にザクの頭部やうつぶせになったモナー(こいつ↓)などが見つかります。 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
( ) \__________
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(__)_)
三善家の場面は幕間にひと息といった雰囲気ですが、千秋とのだめが将来を考える、ひとつの契機となる場面でしょう。ここで演奏されるエルガーのヴァイオリンソナタは、ぜひ聴いてほしい曲です。
登場する曲
p.10 リスト メフィスト・ワルツ1番「村の居酒屋での踊り」

「先輩 コレ 卒業試験で弾く曲ですか!? わ~~っ リスト!?」
「リストのメフィスト・ワルツ1番『村の居酒屋での踊り』だよ」
「千秋先輩が村の居酒屋……!! 居酒屋で踊り!!」
千秋の卒業試験の曲であり、卒業演奏会での発表曲。卒業式と飲み会の後では、のだめを捕まえて「街の居酒屋出て踊り」を踊る(p.107)。
メフィスト・ワルツ1番のほか、8巻でのだめが演奏する「鬼火」も収録した、リストの作品集です。
p.69 アンドレ・ジョリベ 打楽器と管弦楽のための協奏曲
「のだめ! あんた、この曲弾けない!?」
「ええ!?」
「が…… 楽譜じゃなくて音源があれば」
「今日は楽譜しかないわよー!!」
真澄ちゃんが卒業演奏会で演奏した曲。伴奏者のヨッシーが急病で来れなくなり、急遽、千秋とのセッションが実現。
4年間想い続けた あの人と奏でる
聴いて! この愛のサウンド・オブ・パーカッション!!
真澄ちゃん最大の見せ場ではあるけれど、ヨッシーがあまりに可哀想。
元は打楽器と管弦楽のための協奏曲で、試験ではオケ部分をピアノで演奏した、ということのようです。
おすすめ度:★★★
p.155 バッハ マタイ受難曲
「『マタイ受難曲』 バッハですねー♥
めずらしいですねー 千秋先輩が歌を聴くの」
「な……っ なんだー!? そのカッコは」
「え!? あ――これ……
先輩のお母さんのネグリジェだそうデス♥
お姫様みたいですよねー♥」
三善家で悪夢で目覚めてしまった千秋が、オーディオルームで聞いていた曲。気付いたのだめが降りてきたところ、そのネグリジェ姿に千秋は白目を剥く。
p.158 セザール・フランク ヴァイオリン・ソナタ/p.159 エルガー ヴァイオリン・ソナタ
「あっ、フランク!
このヴァイオリン・ソナタ このあいだマキちゃんが伴奏した曲だ~」
「ああ… 峰が試験でやった」
三善家のオーディオルームにあったCDのひとつ。のだめは千秋と演奏しようとするが、千秋は他の曲にしようと提案する。
そして取り出したのが、エルガーのヴァイオリン・ソナタ。
「ちょっと待て。どーせやるなら この曲がいい」
「ぎゃぼ
のだめ、知りまセンよ? この曲……」
「楽譜もあるけど、聴けばいいだろ お前の場合」
エルガーのヴァイオリン・ソナタは、千秋が祖父のために弾いた最後の曲。千秋とのだめのセッションを聴いて、三善家の皆が起き出す。
エルガーとフランクのヴァイオリン・ソナタが収録されたCDです。
おすすめ度:★★★★★
→エルガー
のだめカンタービレ 5巻
のだめカンタービレ (5)
講談社 (2003/03/13)
売り上げランキング: 238
通常24時間以内に発送します。

やられた!
ドキッ。
のだめのこれからが楽しみあらすじ
学園祭、Sオケは仮装オケを企画。いろいろあって和装のビッグバンドになり、「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏。いっぽう千秋は、シュトレーゼマンの指揮によりAオケとラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番を演奏。練習ではさんざん「感情を出せ」、「もだえるように」と指導される。巻末に千秋の子ども時代の特別偏を収録。
感想
4巻までのタメが一気に爆発したかのような、見所だらけの巻。ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番のCDを出しているクリスティアン・ツィマーマンは「こ曲は演奏するものではなく、“生きる”ものです」と語っていますが、このときの千秋にとっても、さまざまな感情、これからの人生への思いが詰まった演奏になったことでしょう。そして、このラフマニノフがのだめや、その場に居合わせた音楽ライターの佐久間ら、何人ものキャラクターの運命を動かしていくことになります。まさに「生きる」ラフマニノフ!
そのほか、ラプソディ・イン・ブルーの演奏シーンなど、見所が満載。せっかく「のだめカンタービレ」に興味を持ったなら、ぜひ5巻までは読んでみてほしいですね。
登場する曲
p.46 モーツァルト コシ・ファン・トゥッテ
「そうだ! わたしも、あしたオペラで舞台出るのよ」
「オペ研の? なにやるの?」
「コシ・ファン・トゥッテ」
「魔笛」も収録されている、モーツァルトのアリア名曲集。
学園祭での彩子は、ドラベッラの姉妹のフォルティリージ役でした。
p.51 ガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルー
(ピンスポットライトを浴びて、マングースの着ぐるみを着たのだめが登場)
「ラプソディ・イン・ブルー!!」
のだめだ
「紋付き袴ー!?」
「和風ビッグバンドー!?」
峰の提案で、文化祭でコスプレオーケストラをすることになったSオケは、結局紋付袴で登場。Aオケとのピアノ協奏曲に参加していた千秋は、学園のポスターでSオケが活動していたことを知る。
「ラプソディ・イン・ブルー」ほか9曲を収録したガーシュウィン作品集です。
おすすめ度:★★★★★
→ガーシュウィン
p.75 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
さあ
楽しい音楽の時間デス――
学園祭の最後に、千秋がAオケと演奏。千秋は開演直前に、この演奏を最後にシュトレーゼマンが帰国することを聞かされる。
おすすめ度:★★★★★
→ラフマニノフ
p.161(特別編) ベートーヴェン交響曲第5番「運命」
あの指揮者…… セバスチャーノ・ヴィエラ
まえにお父さんのピアノと協奏曲やった人だ
曲は…… ベートーヴェンの5番
<運命>か――
千秋の子ども時代のエピソード。ヴィエラ先生と初めて出会う場面で演奏された曲。
交響曲5番と7番を収録したCDです。
おすすめ度:★★★★
→ベートーヴェン
p.174(特別偏) チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴
」
この曲にはチャイコフスキーの秘密と謎が隠されているんだ
なあに!? 秘密と謎って
秘密だから謎なんだよ
チャイコフスキーは、悲しくてもそれを言うことができなかったんだ。そんなふうに弾いてごらん
千秋が、父親から最初で最後のレッスンを受けた曲。ヴィエラ先生の演奏を聴きながら回想。
「悲愴」ほか、組曲「くるみ割り人形」、幻想序曲「ロメオとジュリエット」などを収録したCDです。
おすすめ度:★★★☆
→チャイコフスキー
のだめカンタービレ 4巻
のだめカンタービレ (4)
講談社 (2002/12/13)
売り上げランキング: 109
通常24時間以内に発送します。

楽しい!あらすじ
音大の理事長ミナコ・モモダイラ(通称ミーナ)の復帰に合わせて急に真面目になるシュトレーゼマン。千秋はSオケの指揮を取り上げられ、かわりにラフマニノフのピアノを与えられる。夏、千秋、のだめ、峰、真澄はシュトレーゼマンに連れられて長野のニナ・ルッツ音楽祭へ。予習をしておらず全然弾けないのだめは、ニナにマスタークラスを追放される。一方、シュトレーゼマンは二日酔いで倒れ、千秋が学生オケの練習を代理で指揮。関係者や音楽雑誌記者の注目を集めた。
巻末にはのだめの子ども時代の番外編を収録。
感想
裏軒おやじの持っていた理事長の写真、痩せた(?)理事長、ラフマニノフ、音楽祭での千秋の指揮と、今後への布石だらけの巻。間に挟まった海編が浮いてます。シュトレーゼマンが彼なりに千秋やのだめを気にかけ、力になってあげようとしているところがぼんやりと描かれています。こういう、押しつけがましくない、よくよめば分かるよね、というぐらいの濃さの書き方は好きだなあ。
登場する曲
p.46 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

こんな難曲のピアノをオレが――!?
「今さらオレが協奏曲のピアノなんて……」
「きみはピアノ科の生徒です
ピアノをやって、なにがおかしい?」
「でも……」
「師匠にいちいち逆らうんじゃありまセン!!」
Sオケ復帰したシュトレーゼマンから千秋に与えられたピアノ曲。学園祭(5巻)にてAオケと演奏。
ラフマニノフ ピアノ協奏曲の第1~4番まで全4曲を収録した2枚組CDです。
おすすめ度:★★★★★
ラフマニノフ
p.100 バルトーク 組曲![]()
「まったく聴いていなかったの!?」
「い……YES!?」
「やる気がないの!?」
「NO?」
「GET OUT!!」
ニナ・ルッツ音楽祭のセミナーでのだめに課された課題曲。ニナ・ルッツからレッスンを追い出されたのだめは、その後オランウータン化して音楽祭終了後にこっそり演奏。
バルトークのピアノソロ作品集CDです。
p.109 ドヴォルザーク 交響曲5番
「ドヴォルザークの……5番!?
なんつーマニアックな……」
ニナ・ルッツ音楽祭にはたくさんの音楽家、関係者、学生が集まる。シュトレーゼマンのお守りを課せられた千秋が心休まるのは、楽譜を開いているときだけ……。(注・ただのゲロ係ではない)
「チェコの巨匠、ノイマンがチェコ・フィルと収録した3回のドヴォルザーク交響曲全集のうちの第1回目、アナログ時代の録音」だそうです。ドヴォルザークの交響曲第1番から第9番(有名な「新世界より」)までを全て収録。「のだめカンタービレ」作中には5、8番が登場します。
p.168(番外編) ショパン 幻想即興曲
「じゃあ、弾こうかな♥ リカちゃんがよく子守り歌に弾いてくれるやつ――」
「惠ちゃん すっげー!
なんでそんなにうまいのに まえの先生のとこやめちゃったの?」
ピアノ教室で、子どもたちが昼寝をしているときにリカちゃん先生がよく弾く曲。惠ちゃん(小さい頃ののだめ)は、リカちゃん先生が寝ている間に人知れず弾いていたのでした。
「雨だれ」、「別れの曲」、「子犬のワルツ」などショパンの有名な曲を集めた名曲集です。
おすすめ度:★★★★
ショパン
のだめカンタービレ 3巻
のだめカンタービレ (3)
講談社 (2002/08/09)
売り上げランキング: 139
通常24時間以内に発送します。

ぎゃぼー!!あらすじ
大学の定期公演に向けて練習を始めたSオケ。だが、シュトレーゼマンは遊びに熱心で、指揮は弟子でありSオケ副指揮者となった千秋任せ。苛立ちを募らせた千秋がシュトレーゼマンの遊んでいるクラブに乗り込むと……。感想
のだめと峰の試験編、貧乏コンバス少女・さくら編といったエピソードを織り込みつつの3巻。私は「コンバスがデートしてる」で笑い転げ、全巻購入を決意しました。でも、そこらのファンサイトを見るにこのシーンにシビれてる人は皆無ですね。そんなに私の感性は特殊ですか。ストーリーの本流では、Sオケを指揮することになった千秋の活躍、成長が見所です。
登場する曲
p.39 ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
「ちがう! ちがう~ん!!
そこはタ~ラララ♪ タララ~♪ って感じデ~ス」
Sオケが定期公演のために練習しはじめた曲。Sオケは『シュトレーゼマン・スペシャル・オーケストラ』の別名らしい。
p.97では、Sオケの指揮をすることになった千秋が、峰の過剰なパフォーマンスに白眼を剥いて叫ぶ。
「そんなパフォーマンスするまえにちゃんと弾け!
音がメチャクチャじゃねーか!
葬送行進曲だぞ! コレ」
「今さら何の説明もいらないフルトヴェングラー&ウィーン・フィルによる「英雄」の世紀の名演」だそうです。
のだめカンタービレ 2巻
のだめカンタービレ (2)
講談社 (2002/04/12)
売り上げランキング: 113
通常24時間以内に発送します。

『動物のお医者さん』の音大バージョン
夢への第一歩
のだめ節グレードアップ!!!あらすじ
「打楽器の女王」真澄ちゃん(注:オカマ)登場。千秋とのデートを巡ってのだめと勝負をするが……。国際的指揮者シュトレーゼマン(ミルヒー・ホルスタイン)登場。千秋たちの通う音大に現われ、峰をコンサートマスターに真澄も加えて、自分のオーケストラ(Sオケ)を組織する。Sオケの練習初日にやったのは、合コンだった。
感想
真澄ちゃんの登場で初期の主要メンバーが出揃いつつも、4人のアンサンブルやコタツ編など、まだまだ全体としてはエンジンがかかりきっていない感じ。最初はまだ長期連載の予定ではなかったということなので、コメディ色の強いショートエピソードが続きます。シュトレーゼマン編は、2巻ではまだほんの冒頭。指揮者としても、セクハラ親父としても、まだその片鱗しか伺うことができません。速攻で3巻に行ってみましょう。
登場する曲
p.20 ベートーヴェン 交響曲9番
「奥山真澄(21)
あなたへの熱い想いを
このティンパニーに託します――」
いいとこ見せて憧れの千秋様とお友達になるために、真澄ちゃんが正装で臨んだAオケの練習で演奏した曲。
「今さら何の説明もいらない超名盤である、フルトヴェングラーのバイロイト音楽祭での『第9』」だそうです。
p.152 ベートーヴェン 交響曲第7番
「千秋さまが指揮!?」
「なんで千秋が?」
「千秋って指揮もできるの?」
「余裕でできます!」
いろいろあって気絶してしまったミルヒーの代理として、千秋が初めてSオケを指揮することとなる曲。
このCDは、有名なカラヤンの指揮による、ベートーヴェンの交響曲第1~9番ほかが収録された全集CDです。価格は9000円弱とやや高めですが、「のだめカンタービレ」作中で3、5、7、9番が演奏されますし、他の交響曲も聴けるしで、損はないと言えるでしょう。
のだめカンタービレ 1巻
のだめカンタービレ(1)
講談社 (2002/01)
売り上げランキング: 277
通常24時間以内に発送します。

あと?味
天然=野放しなのか??
声を出して笑ってしまった漫画。
あらすじ
飛行機&船恐怖症、担当のピアノ教師(ハリセン江藤)とのケンカ、彼女(多賀谷彩子)には捨てられ、としょっぱなから散々な状態で飲み潰れ、マンションの前で寝ていた千秋真一は、隣の部屋に住んでいた野田惠(のだめ)に拾われる。異常に汚い部屋に住むのだめに腹を立て、勢いで部屋の大掃除をしてしまう千秋。一方で、のだめの持つ特別なピアノの才能に強い興味を持つ。その後、千秋は新しい担当教師(谷岡先生)の指示で、のだめとピアノの連弾をすることになる。
感想
基本的に5巻までは千秋の成長物語がメインだと捉えています。1巻は、メインキャラのお披露目をしつつ、「楽譜に忠実に、正確に」とばかり考えていた千秋が、のだめ、峰という2人の独創的なキャラクターと会うことで「表現する」ことに気付いていくお話です。のだめと連弾するときの「こいつには絶対特別なものがある。こいつに合わせられるのはオレ様ぐらいだ!」というモノローグ、のだめが突然倒れたためとはいえ、一度は「ヘタクソ」とあっさり切り捨てた峰の個性を認め(先に、のだめに「表現がおもしろい」とか話しています)、伴奏を買ってでていることから、千秋の心境の変化が伺えます。谷岡先生言うところの「なんか壁超えた」というのは、このことでしょう。
それから、「努力する」ことについて。
作中では、のだめは特異な才能を持った天才、千秋もまた、ピアノもヴァイオリンもできて指揮者志望の天才として描かれています。彼らが汗みどろで努力したり、挫折してヘコんだりするシーンはほとんどありません。これは、おそらく現代の風潮として、そういった泥臭い描写が受けないからだと想像します。
でも、全然描かれていないわけではなくて、あちこちにさりげなく入っているんですよね。1巻では、のだめが倒れた後、峰と会話するシーン。こういうところ、おそらく軽く読み飛ばしちゃいけない部分です。
登場する曲
p.20 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
「ベートー・ヴェンのピアノ・ソナタ〈悲愴〉――
すっげーデタラメ……
これじゃ〈悲惨〉だ」
千秋が初めてのだめのピアノを聴いたときの曲。「悲愴」というよりも「ちょっと悲しいな」くらいのトーンの曲です。
「ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別」というCD。9巻で坪井が弾く「熱情」と、この曲が収録されています。
おすすめ度:★★★☆
→ベートーヴェン
p.70 モーツァルト 2台のピアノのためのソナタ・ニ長調![]()
「うぎっ、知らナイ……」
オレも知らん……
ハリセンから谷岡先生に担当が変わった千秋が、のだめと一緒に弾くよう出された課題曲。モーツァルトが弟子の女性(デブ娘)と競演するために作曲した、生涯唯一の2台のピアノのためのソナタです。
おすすめ度:★★★
→モーツァルト
p.108 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24 「春」
「今度伴奏するんでさっき練習してたんですけどー
なんかよくわかんなくてー」
「ベートーヴェンが耳疾に悩まされながらも、女をとっかえ引っかえ遊んでいたころに作られたと思われる幸せそーな曲」だそうな。
峰の試験曲。のだめが伴奏をすることになるが、試験日にのだめがダウンし、千秋が伴奏することに。
おすすめ度:★★★
p.135 モーツァルト 魔笛
彩子は―― オペ研が今度やるオペラ公演<魔笛>の“夜の女王”役を
それまでライバルとも思っていなかった巨漢の女に奪われたらしい
彩子のライバル・菅原(ダイエット前)登場。荒れる彩子は、別れたはずの千秋を連れてヤケ酒に……。
モーツァルトのアリア名曲集「恋とはどんなものかしら」。




P.58 モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
P.119 ブラームス 交響曲第4番






p.8 サン=サーンス ヴァイオリンソナタ第1番ニ短調
p.13 ショパン エチュードop.25-11「木枯らし」
p.16 シューマン「クライスレリアーナ」op.16
p.38 ベルク ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
p.62 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
p.77 ラヴェル ピアノ協奏曲 ト長調
p.124 ショパン ピアノソナタ第3番 ロ短調
p.132 ヴェルディ「リゴレット」
p.13 マーラー 交響曲第2番「復活」
p.61 ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
p.163 パガニーニ カプリス 第24番
p.168 ショパン バラード第4番 ヘ短調
p.177 ショパン スケルツォ 第1番
































